肩こりが注射で緩和されるというようなことを聞いたことはありませんか。 注射は小さい頃に受けた予防接種や冬のインフルエンザの予防接種などで、誰もが経験があるものです。 ですので、注射で肩こりの不快感から解消されるなら、こんな簡単な治療法は無いと思う方も多いのではないでしょうか。 では、肩こりに効く注射について見ていきましょう。 一時的にでも楽になりたい方に、トリガーポイント注射! 肩こりを緩和する注射の一つに、トリガーポイント注射があります。 そもそも、肩こりは肩の筋肉が硬くなって血行が悪くなることで、痛みを引き起こす物質が蓄積して起こるものなのです。 トリガーポイント注射は一時的にでも血行を良くする効果があり、肩こりによる痛みを緩和するのが狙いです。 しかし効き目に関しては個人差があり、とてもよく効く場合もあればまったく効かない場合もあります。 保険適用の注射である点で費用面では安心なのですが、効果があったとしてもそれはあくまでも一時的です。 長期的な効果を求める場合には、やはり他の対処を考えた方がいいでしょう。 神経の興奮を抑えてくれる神経ブロック注射も、肩こりの治療に効果的! トリガーポイント注射と同じく一時的な効果に過ぎませんが、神経ブロック注射でも肩こりの辛さを緩和する効果を期待できます。 痛みのある部分に局部麻酔薬を使用して神経の興奮を抑えるだけではなく、筋肉の緊張を解して血行を改善する効果もあります。 痛い部分をピンポイントで治療して、肩こりの回復を早めてくれます。 保険適用で千円程で受けられる場合もあるようです。 もっとも効果が持続しやすいボトックス注射! 肩こりの改善効果がもっとも持続しやすいと言われているのが、ボトックス注射です。 ボトックス注射には筋肉の余分な動き、痛みの原因物質などを抑制する効果があり、緊張や姿勢などによる筋肉の収縮を改善する効果が期待できます。 そして、一度注射を受けると、効果は5ヶ月前後も持続するようです。 残念ながら保険適用外の治療で少なくとも1万円以上の費用は覚悟しなければなりませんが、長期間の肩こりに悩まされている方にとっては効果の期待できる方法かもしれません。 肩こりの注射は方法によって扱っている場所、費用が異なる! 肩こりの注射は整形外科に行けば、一通りの注射を扱っていると思っている方もいるかも知れません。 しかし、整形外科で肩こりに効く全ての注射を扱っているとは限りませんので、特に気になっている治療法があれば予め確認してみた方が良いでしょう。 また、費用に関しても、病院によって異なる場合があります。 高額な費用になりやすいボトックス注射のような保険適用外のものは、事前に詳細を確認しておくと安心です。 まとめ 肩こりを治療できる注射には、トリガーポイント注射、神経ブロック注射、ボトックス注射などの種類があります。 これらの注射は、効果が一時的なものから5ヶ月前後持続するものまで、さらに保険適用のものから保険適用外のものまで様々です。 せっかく注射を受けても効果があまり感じられなかったり、保険適用外で費用が高かったりすることもありますので、気になる方は事前にいろいろと調べてみてから受けるのがいいでしょう。
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