あまりにも不快な症状の腰痛持ちだと、「確実に治す方法は無いものか。」と一生懸命に探してしまうでしょう。 ただ、腰痛が治ると言われている方法は色々あっても、確実とまでは行かず何度も再発を繰り返してしまう方も多いものです。 これは腰痛の原因がはっきりと分かっておらず、上手に予防対策することが難しいからでしょう。 今回は、腰痛を確実に治すとまではいきませんが、腰痛を緩和する方法について見ていきましょう。 腰痛の原因は長時間の立ち仕事や座り仕事! 腰痛を緩和する方法を実践する前に、まずは腰痛の原因を知って出来るだけ腰への負担にならないような生活を心掛けることから始める必要があります。 腰痛の主な原因として考えられるのは、長時間の立ち仕事や座り仕事です。 長時間の立ち仕事は、腰の筋肉だけではなく椎間板にまで負担をかけやすくなります。 また、座り仕事は一見立ち仕事よりも楽な姿勢に見られがちですが、実際には立ち仕事以上に腰の筋肉や椎間板にかかる負担が大きいです。 正しい姿勢を心掛けていれば悪い姿勢でいるよりもマシと言うだけで、正しい姿勢で座っていても長時間の座り姿勢は腰への負担に繋がりやすいですので注意が必要です。 家事は動き回っているようでも実は腰に負担がかかりやすい! 1日のうちのほとんどの時間を自宅で過ごしている専業主婦の場合は、腰痛の心配は無いだろうと安心しがちです。 しかし、実際には食事の支度、部屋や風呂、トイレの掃除、洗濯物を干したり畳んだりなどで、意外にも腰に負担のかかりやすい姿勢が多いのです。 家事は仕事とは違って長時間同じ姿勢でいることは少ないのですが、動き回りながらも腰への負担が大きいと言うことです。 もちろん、専業主婦に限らず仕事を持っている方でも、家事をしている方は注意が必要です。 重い荷物はきちんと膝を曲げた状態で持ち上げること! 腰痛を治す方法と言うだけではなく、腰痛を予防する方法にも該当するのですが、腰に負担のかからないよう重い荷物を持つよう心掛けましょう。 膝を曲げずに腰のみを曲げた状態で荷物を持ち上げると、当然腰への負荷は大きくなってしまいます。 ですので、荷物を持ち上げる時には、きちんと膝を曲げてしゃがみましょう。 この他、荷物を人から人へ受け渡す時、特に段差のある場所では体を捻ったり、腕を伸ばしたり、片足でバランスを取ったりなどしていませんか。 これに関しても腰痛の原因となりますので、真っすぐ立って前を向いた状態で荷物を受け渡しするよう心掛けましょう。 ストレッチを習慣化して腰痛を予防する 慢性的な腰痛に悩まされている方ほど、腰の筋肉が過度に緊張してこわばっている状態になっています。 ですので、腰のストレッチを習慣化して筋肉をリラックスさせるのが、腰痛を緩和するのに確実性の高い方法です。 まずは、椅子に座って手は膝の上に置いた状態で、ゆっくりと息を吐きながら上体を少しずつ前に倒してください。 限界まで倒したら5秒キープして、最後はゆっくりと上体を元に戻すだけです。 オフィスでも出来るストレッチですので、ぜひ筋肉の緊張を感じた時には実践してみてください。 まとめ 腰痛を緩和する方法として大切なことは、まずは腰痛にならないよう予防対策することです。 長時間同じ姿勢での作業、家事、重い荷物の持ち運びの際には、腰への負担が大きい姿勢を出来るだけ避けるように気を付けましょう。 そして、慢性的な腰痛の改善のために、緊張した腰の筋肉を伸ばすストレッチを習慣化することも効果的です。
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