坐骨神経痛に効果的なストレッチの方法があることは、多くの方が知っているでしょう。 しかし、ストレッチには色々な方法があり過ぎて、どういう方法を試してみるのがもっとも良いのか悩む方もきっと多いはずです。 では、今回は坐骨神経痛に効果が期待できる代表的なストレッチの方法を見ていきましょう。 坐骨神経痛の症状を軽減するには、梨状筋を刺激することがポイント! 坐骨神経痛の症状を軽減するための対処法としてストレッチが知られていますが、どういうストレッチを行うにしてもポイントになってくるのが梨状筋です。 お尻の仙骨の前面から大腿骨の付け根辺りを繋ぐ筋肉が、梨状筋に当たります。 坐骨神経痛はお尻や太ももの裏、すねなどで神経痛を感じるもので、梨状筋が坐骨神経を圧迫することで起こっている可能性があります。 この梨状筋をストレッチによって解すことで、坐骨神経痛の症状が改善することがあります。 動画で見るストレッチ 片足をもう片足にくぐらせて開くストレッチ 坐骨神経痛に効果的なストレッチの方法に、片足をもう片足にくぐらせて開くものがあります。 まずは、膝を90度に曲げた状態で仰向けに寝てください。 次に、片足をもう片足の下にくぐらせて、足を少しずつ開いていきます。 そしたら、今度は左右の足を入れ替えて、同じように足を少しずつ開いていきましょう。 このストレッチは、梨状筋が縮んだり伸びたりするのを意識しながら行うのがベストです。 動画で見るストレッチ 座ったままでもストレッチが可能! 坐骨神経痛は長時間の座り姿勢が原因で起こることもありますので、デスクワークの方はぜひ仕事の合間にでも次のようなストレッチの方法を実践してみると良いでしょう。 まずは、椅子に座った状態で片足をもう片足の膝に乗せて、体を少しずつ前に倒していきます。 この時、背筋は天井に向かって真っすぐ伸ばして、お尻の筋肉がしっかりと伸びているのを感じながらストレッチを行ってみてください。 ストレッチを行っている時間は20秒で、1日に何度も行うことで坐骨神経痛の改善にも予防にもなります。 立った状態でのストレッチの方法 立った状態では、次のようなストレッチの方法があります。 まずは、骨盤から大腿の筋肉を伸ばすストレッチを実践してみましょう。 上体は真っすぐにして片膝を立て、立てた方の膝を前にゆっくりと倒した状態で10秒間キープしてください。 反対の足でも同じようにやってみてください。 次に、大腿の内側を伸ばすストレッチとして、足を肩幅よりも広めに開きます。 そして、体を左側にゆっくりと倒して5秒間キープして、右側にも同じように体を倒して5秒間キープしてください。 まとめ 坐骨神経痛に効果的なストレッチの方法は、寝て行うもの、座って行うもの、立って行うものなど色々なものがあります。 ですので、入浴後は寝て行うもの、オフィスでは座って行うもの、休日は立って行うものなど、シーンによってストレッチの方法を使い分けるのがお勧めです。 いずれの方法でストレッチを行うにしても、坐骨神経痛の原因となっている梨状筋を刺激することを意識することを忘れないようにしましょう。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします