首や肩のコリにとどまらず背中の痛みにも悩まされていて、痛みをケアするためのストレッチを探している方は多いでしょう。 中には、慢性的な背中の痛みに、「何をしても無駄だろう。」と諦めて不快な症状に耐えている方もいるかもしれません。 背中の痛みを緩和するストレッチは、本当に存在するのでしょうか。 背中の痛みは肩甲骨周辺の肩こりと関係している? 背中の痛みと同時に、首から肩甲骨にかけての肩こりの症状を感じている方はいませんか。 背中の痛み単体よりも、肩こりの症状も併発している方の方が多いのではないでしょうか。 こんな方は、猫背で常に背中が曲がった状態にある方、なかなか改善しない慢性的な肩こりの方などが多いようです。 慢性的な症状ほど、やはりちょっとマッサージで刺激したくらいでは改善が難しいものです。 ですので、まずは背中のコリから改善していくことが、背中の痛みや肩こりの解消するには大切です。 準備体操でもお馴染みの背中の簡単なストレッチ! 背中の痛みを無理なく改善したい方には、スポーツの前の準備体操としてもお馴染みの背中の簡単なストレッチがぴったりです。 その1 まずは、足を肩幅に広げて立ちます。 右腕を真っすぐ左横に向かって伸ばします。左腕を曲げその上に右腕のひじのあたりを乗せ体の方に引き寄せてあげます。 その2 足を肩幅ほどに広げて立ったら、両手を体の前で組みます。 そのままゆっくりと手のひらをそのまま体の方に向けたまま前に向かって伸ばし、同時に背中も少しずつ丸めていきます。 背中の中でも肩甲骨の内側はもっとも凝りやすい部分ですが、これらのストレッチを行うと凝りやすい部分の筋肉をしっかりと伸ばすことが出来ます。 背中の痛みの原因となる猫背を解消するためのストレッチ! 背中の痛みを改善するためには、痛みの原因となっている猫背を解消する必要があります。 そこで、猫背を解消するのに効果的なストレッチを実践してみましょう。 まずは、バスタオルを丸めたもの、クッション、枕、ストレッチボールなどを床に置きます。 そして、それらに背中が当たるように仰向けに寝て、股関節は軽く曲げて膝は立て、手は万歳の位置の状態で30秒間以上キープします。 時間に余裕のある方は、2分キープするのを1日2回行いましょう。 逆腕立て伏せを実践するのも、背中の痛みを改善するのに効果的! ストレッチと言うよりはトレーニングになってしまいますが、台を使って逆腕立て伏せを行うのも背中の痛みを改善するのに効果的です。 まずは、台(椅子やソファ)の前に半歩前に立ちます。その時背中は台の方に向けた状態です。 次に手を軽く後ろにある台に置きます。手が指が体に近い側に、手の平が奥の方にくるようにしておきます それから、背筋は真っすぐ伸ばしたままで、体を下に下ろして10秒程キープします。 出来る方は20秒キープするのを目標にして、1日3~4回やってみましょう。 まとめ 背中の痛みを解消するためには、肩甲骨の内側を意識的に解すことが大切です。 腕と同時に背中を伸ばすストレッチ、背中を丸めるストレッチ、猫背を解消するストレッチ、逆腕立て伏せでは、普段使わないような背中の筋肉を意識的に伸ばしたり動かしたりすることが出来ます。 数分あれば出来るストレッチもありますので、ぜひ毎日実践して背中の筋肉に柔軟性を持たせましょう。
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