肩こりと同時に気持ち悪いと感じることはありませんか。 肩こりの症状が悪化して気持ち悪いと感じるのか、病気のサインとして肩こりと気持ち悪い症状を感じているのか判断が難しいこともあるでしょう。 確かに、肩こりと気持ち悪い症状が同時に起こるのには、これらの両方が考えられます。 では、2つの症状が同時に起こる仕組み、考えられる病気について見ていきましょう。 肩こりが酷くなると、大きなストレスから気持ち悪いと感じることも! 単なる肩こりだと思って軽視していると、肩こりが気持ち悪い程の症状にまで発展していることがあります。 そもそも、肩こりは肩や首、目などの筋肉が過度に緊張を起こすもので、さらに肩こりの症状が悪化して大きな精神的ストレスと複雑に絡み合うことで吐き気を引き起こすことがあるのです。 脳の延髄辺りにある嘔吐中枢がストレスによって刺激されて、お腹に危険信号が伝えられて気持ち悪い症状を引き起こすものと考えられます。 肩こりと気持ち悪いのは自律神経失調症かも! 自律神経失調症に悩まされている現代人は、非常に多いものです。 肩こりと気持ち悪い症状を同時に発症しているのは、自立神経失調症のせいなのかも知れません。 自律神経のバランスは不規則な生活や栄養バランスの悪い食事で乱れることもありますし、女性の場合は生理や妊娠、産後などのホルモンバランスの変化で乱れることもあります。 生活習慣や食生活に注意すると同時に、ストレス解消のために適度な運動を心掛けてみるのも良い対策になります。 肩こりだと思っていたのが、逆流性食道炎であることも! 肩こりに加えて気持ち悪い症状まであると思っていたら、逆流性食道炎(慢性胃炎)になっていることもあります。 この場合は、肩こりだと思っていたのが実際にはコリではなく、痛みである可能性が高いです。 初めのうちは自覚症状が無く、病気のサインを見逃してしまうことがあるかも知れません。 ただ、「以前に比べて食欲がない。」とか「だんだんと吐き気が酷くなっている感じがする。」などと言う場合には、逆流性食道炎の可能性を疑ってみた方が良いでしょう。 めまいや手足の痺れを伴う肩こりには注意が必要! 肩こりと気持ち悪い症状だけではなく、めまいや手足の痺れなどの症状まで感じることはありませんか。 もしそうだとしたら、めまいの場合にはメニエール病、手足の痺れの場合には脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの脳の病気の可能性が疑われます。 あるいは、糖尿病、神経障害、血管障害なども考えられますので、ただの肩こりだと思って安心はしていられません。 特に病気による肩こりが考えられる場合には、一刻も早く病気を発見して治療に臨みたいものです。 まとめ 「肩こりで気持ち悪い。」と感じる場合には、まずは肩こりが悪化していること、自律神経のバランスが崩れていることなどが考えられます。 しかし、実際にはそればかりとは限らず、中には重大な病気が関係していることもあります。 特に命に関わる病気の場合には発見が遅れてしまうと大変ですので、肩こりと同時にどういう症状があるのかに意識を払ってみることも重要です。 そして、万一危険な病気が疑われる場合には、これ以上大変な事態になる前に早めに対応しましょう。
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