視力低下の原因は目の筋肉の使い過ぎ 視力低下で悩む日本人は大変多いのが現実です。視力1.0以下の近眼の割合は、約70%にも及びます。 これは年齢に関係ありません。 小学生で約3割中学、高校生では6割を越えております。 視力低下の背景には、パソコンOA機器の普及や携帯ゲームなどによる、目の酷使が原因です。 つまり視力低下の原因は「目の筋肉を使い過ぎている」事が考えられます。 ケアをしないと目の見るための能力は低下する 私達が通常、肩こりや腰痛を感じると、マッサージや湿布薬、お風呂に入ってカラダを温めるという事を行います。 これにより、疲労した筋肉の緊張が弛み、コリや痛みを和らげる働きがあるからです。 しかし、多くの方は毎日使っている目のためにケアを積極的に行う事はしておりません。 その結果、目の調節をしている筋肉は疲労していき、やがて見るための能力を低下させていきます。 頸椎の歪みは、目の見え方にも大きく関連している! そしてもう一つ、目が見えるための調節を行っているのが、目の神経です。 視神経や動眼神経と呼ばれるこの部分は目の筋肉に命令を送り、見るためのピント調整をしたり、眼圧のコントロールなどをしております。 これらの神経は脳神経と呼ばれ、頭の内側を走っているのですが、実は頸椎から出ている末梢神経の方も、視力へ多いに関連しております。 特に首を左右に回す動作や、頭を上げ下げするために動いている頸椎1番から3番は、その動作や姿勢により、目に関連する神経にも影響を及ぼしております。 つまり頭を支えている頸椎の歪みは、目の見え方にも大きく関連しております。長時間悪い姿勢を続けた結果、首の歪みをつくり、やがて目の疲労にも関係しているのです。 目のケアのため姿勢改善も大事! スマートフォンの普及により長時間、頭を前に傾ける動作をしているあなた。その姿勢が眼精疲労を起します。 むかし学校の先生や両親から「悪い姿勢(ねこ背)で本を読む。勉強をすると、目が悪くなるから止めなさい」と言われた事はありませんでしょうか・・・? 姿勢が目に及ぼす影響は計り知れないのです。日本人の視力低下の背景には、悪い姿勢が関係しているかもしれませんよ! 目のケアのためにも、今日から姿勢に気をつけてください。 7日間で突然目がよくなる本 1日5分! 姿勢からアプローチする視力回復法 著者:清水真 出版社:ソフトバンク出版 筆者プロフィール 清水真 一般社団法人姿勢道普及協会理事長 日本メンターコーチング協会コーチ 手技塾札幌代表 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター 整体師として延べ13万以上を施術。プロスポーツ選手(水泳五輪選手・プロ野球・プロサッカー・スノーボード女子選手等)の指導トレーナーとしても活躍。その経験から「姿勢を良くする健康体操」をテーマに著書を出版(4冊)。現在は企業講師・行政自治体講師・学校講師など全国で開催中。その傍らで、プロの治療家向けの手技塾。ブランディング講座。コンサル。マナー教育指導。ホスピタリティーコーチングなど業界の後進育成にも力を注いでいる。
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筆者プロフィール
清水真
一般社団法人姿勢道普及協会理事長
日本メンターコーチング協会コーチ
手技塾札幌代表 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター
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