関節痛が気になるたびに、とにかく即効性が期待できそうな薬を使用している方はいませんか。 本当なら薬は使用しないに越したことはないのですが、さすがに不快感が酷いと使用しない訳には行かないでしょう。 関節痛を改善するためには、薬はどうしても必要なものなのでしょうか。 薬を使用しなくても改善できる方法は無いのでしょうか。 腰にかかる負担には体重が関係している! 関節痛で薬の使用が止められないと言う方は、まずは自身の体重について考えてみましょう。 関節の中でも膝は体重を支えるのに重要な部分で、肥満で体重が多ければそれだけ膝に負担がかかりやすくなるばかりです。 平らな場所を歩いているだけでも体重の3倍近く、走っていると体重の10倍近くもの負担が膝にかかっているようです。 つまり、太っている方ほど関節痛が起こりやすくなりますので、出来るだけ標準体重をキープすることを心掛けましょう。 体重を「(身長×身長)×22÷10,000」に近づけましょう。 膝に負担のかかりにくい生活を心掛ける! 関節痛で薬の使用をしなければならない状態になる前に、まずは膝に負担のかかりにくい生活を送ることで関節痛を予防対策することが大切です。 まず見直すべきは靴。デザインばかりにこだわり過ぎて、窮屈な靴、ヒールの高い靴などを日常的に着用していませんか。 このような靴は膝への負担を大きくします。厚みがあってクッション性に優れたヒールの低めの楽に膝を動かしやすい靴にしましょう。 靴だけではなく服に関しても、ゆったりめで動きやすいものの方が関節に負担がかかりにくいです。 また、体を冷やすと血行が悪くなって、関節痛が起こりやすくなります。 半身浴や適度な運動を習慣にすると同時に、体を冷やさない服装を心掛けましょう。 慢性的な関節痛は温めて、関節に負担のかけないように過ごすこと 関節痛が起こったらすぐに薬を使用したくなるかも知れませんが、まずは慢性的な痛みは患部を温めて対処しましょう。 温めることで血行を改善すれば症状が緩和されることもあります。 但し、急性の痛みの場合は温めるのは逆効果になるので、冷やして痛みを落ち着かせましょう。 いずれにしても痛みを感じている間は、関節に負担をかけないよう日常的な動きに注意しましょう。 関節痛の薬を使用するのは最終手段! 「関節痛が起こったら何が何でも薬を使う。」と言うのではなく、出来ることなら色々な改善法を試した後の最終手段とするのが望ましいです。 関節痛の薬には、痛みや炎症を抑える外用薬で有効成分としてインドメタシンやフェルビナクが含まれているもの、内服薬でイブプロフェンが含まれているものなどがあります。 他にも、ビタミンB群の含まれているもので、関節痛を軽減できるものもあります。 まとめ 関節痛を改善するためには、必ずしも薬が必要だと言う訳ではありません。 日常的な服装や生活習慣に気を付けたり、体重を上手くコントロールしたりして関節痛自体を予防することも可能です。 そして、万一関節痛が起こった場合でも、患部を温めたり冷やしたりなどのケア、関節に負担のかかりにくい生活を心掛けることで改善することもあります。 また、整体や接骨院、鍼灸院などの治療院で改善するケースもあります。こちらも選択肢の1つに入れてみるのもいいでしょう。
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