こんにちは。サロン結香の矢澤です。立秋を迎え、朝晩は少し涼しく感じるようになりましたね。 いよいよ食欲の秋も間近でしょうか。前回は「夏バテ対策にむけての」お話でした。 今回は、働く女性にむけて「元気に仕事ができるカラダ作りの 3つの食事の豆知識」を、お伝えいたします。 働く女性の食事情 先日、働く女性から、このようなお話を伺いました。 「一人暮らしをはじめて、実家にいた時よりも体調の悪さを感じています。 これは絶対に食生活から来ているのだろうな・・・と感じてはいるものの、毎食手の込んだものはできないし、食材もたくさん買い込んでも使い切れない。帰ってから食事をつくる気力がおきないことが多々あり、最後に料理が苦手なんです。」 貴女にも、同じようなお悩みありませんでしょうか? 働く女性は、なにかと時間に追われることもありますよね。 残業続きで、家に帰るのも12時近く・・・ カラダもクタクタで、ベットに直行。 実は、私も同じ経験がありました。 仕事中、お菓子でお腹を満腹にしたり、おにぎり1個しか食べていない日も。 ついには、体力&栄養不足で、パタ・・・と倒れてしまいました。 その時、学んだことは、「ハードな日が続く時こそ食事が大切だった」ということです。 バランス良い献立を選べる魔法のあいことば どんな仕事も、カラダが資本です。 ベストなコンディションで仕事をするためには、食事からとれるエネルギーが、やっぱり大切なんですよね。 でも、「健康のために、バランスがとれた食事をとりましょう!っていってもねぇ。そのバランスってどうとるの??」 このように、難しく考えていませんか? ここで簡単にバランス良い献立が選べる「あいことば」をお伝えします。 それは・・・・「ま・ご・は・や・さ・し・い」です。 ・ま→豆 ・ご→ごま ・は→発酵食 ・や→野菜 ・さ→魚 ・し→椎茸(きのこ類) ・い→芋 これは、昔ながらのおばあちゃんの知恵袋。例えば、パスタを頂く際は、ニンニクと唐辛子だけが入ったペペロンチーノより、魚介がたくさん入った、ペスカトーレ。 塩おにぎりより、海苔が巻いてある鮭のおにぎり、みたいな感じです。 ぜひ、外食時のメニュー選びの際にも「まごはやさしい」目線でチェックしてみてください。 バランス良い献立選びも簡単になりますよ。 夜遅い時間のお食事は胃腸を労わるトッピングを。 仕事をしていると、夜ご飯の時間が遅くなることもありますよね。 そのような時は、消化にいい献立を選ぶ他に、「消化を助ける食材をプラス」すると カラダに優しい食事になるのを、ご存知でしょうか? 例えば、とんかつ定食の中身って、ご飯、お味噌汁、おつけもの、とんかつ。 最後に、山盛りキャベツがついていますよね。 さんまの塩焼きは、横に大根おろし。 唐揚げには、カットレモン。 キャベツも、大根も、レモンも消化を助ける成分が含まれた食材です。 ちなみにキャベツの成分は、胃腸薬にも使われていますよね。 普段何気なく、一緒についてくるつけ合わせには、胃腸を労わる昔の人の知恵が生かされてます。 夜遅い時間のお食事は、消化を促す食材をプラスしてみてくださいね。 「乾物」は、働く女性の応援食材ってご存知でしょうか? 乾物は「買い物に行く気力がない」「料理を作る時間がない」「まとめ買いした食材が冷蔵庫の中で腐っていた」 そんな悩みを解決してくれる、働く女性の応援食材。 乾物とは、日本の伝統食とも言われ、保存性の高さもさることながら、食材を天日で乾かすことで栄養価・香り・旨みが増し、健康・美容面でも嬉しい食材です。 。 代表的な乾物には、干し椎茸・切干大根・高野豆腐・干し柿・ひじきなどがあります。 しかも、調理方は、お水で戻すだけのものや、そのまま使える乾物もあり、お料理が苦手な方でも使いやすい食材です。 乾物を使ったヘルシーあさごはん 今回は、「高野豆腐」を使ったあさごはんを作りました。 ・高野豆腐のそぼろ丼 ・ツナとアボガドサラダ ・ワカメ、玉ねぎのお味噌汁 ・ヤーコン 高野豆腐は、カラダを育くむタンパク質や、女性が不足しやすい鉄分が豊富に含まれています。 アボカドは、鉄分吸収を高めるビタミンCや、血液の巡りをよくするエイジングビタミンEが摂れます。 そして、食物繊維豊富なヤーコンや、ワカメは便秘の予防に繋がります。 最後に いかがでしたでしょうか? 今回は、働く女性にむけて「元気に仕事ができるカラダ作りの 3つの食事の豆知識」をお伝えしました。 あいことばを使ったバランスの良い献立選び、夜遅い食事は、消化を助ける食材をトッピングするとカラダにも優しい献立になります。 そして、乾物は、栄養価も高くヘルシーな日本伝統食材。 忙しい日々が続くと、おざなりになるのが食事。でも、どんな仕事もカラダが資本です。命をいただくことに感謝し食を楽しむことで、忙しい毎日も丁寧に過ごせるのではないでしょうか。 筆者プロフィール 矢澤ともみ サロン結香~yuika~セラピスト 東京出身。医療の仕事に携さわる中、健康や予防医学に興味をもつ。 自身の体の不調をきっかけにリンパドレナージュに出会いセラピストの道を志す。 その後、神楽坂に女性のためのリンパドレナージュ&腸セラピー サロン結香をオープン。 現在は、「女性のウエル・エイジング」をコンセプトに掲げ、サロンケアの他、食事でキレイになるホームケアを伝えている。
筆者プロフィール
矢澤ともみ
サロン結香~yuika~セラピスト
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