「原因は分からないのだけれど、右背中の痛みがある。」と言う方はいませんか。 右背中の痛みは単なる筋肉の痛みだと思いたいのですが、病気の可能性を疑いたくなることもありますよね。 では、右背中の痛みで考えられる原因についてみていきましょう。 ストレスや筋肉疲労が原因となっていることも! 右背中の痛みで考えられる原因は、ストレスや筋肉疲労などです。 極度のストレスは胃や内臓の不調を引き起こす危険性があり、右背中の痛みは内臓の不調が関係しているのかも知れません。 それから、背中周辺の筋肉を酷使することで、右背中の痛みが起こることもあります。 この場合は2~3日ほどで痛みが治まることが多いです。 肝臓や胆嚢の病気のせいで右背中の痛みを感じる! 右背中の痛みを感じるのには、肝臓や胆嚢の病気に原因がある可能性も否めません。 肝臓は上腹部の右側にある臓器で、胆嚢は肝臓に付いている臓器だからこそ右側で何らかの痛みや違和感を感じることがあります。 風邪のような症状や黄疸、濃い色の尿、白い便などがあれば、注意が必要です。 腎臓の病気で右背中の痛みが起こることもある! 右背中の痛みは、もしかしたら腎臓に原因があるのかも知れません。 中でも腎臓結石は、突然脇腹周辺で差し込むかのような疝痛を感じることが多く、嘔吐や血尿などの症状が起こることもあります。 痛みが起こる時間帯は夜が中心で、睡眠障害に繋がるどころか立ってもいられない程の激痛を感じることもあります。 また、腎臓は左右両方にある臓器なのですが、特に右を中心に痛みを感じると言うことは右の方が弱っていると言うことです。 病気による痛みの判断基準は痛みの度合いや継続する時間! 問題ない右背中の痛みなのか、病気による痛みなのかを判断するには、まずは痛みが継続しているどうかがポイントです。 我慢しがたいような激痛であれば早めに何らかの対処をしようと思うでしょうが、弱い痛みだと放置してしまう方もいるかも知れません。 しかし、あまりに長い期間継続する痛みの場合、痛みがだんだんと悪化している場合には、病気の可能性もあります。 この他、姿勢を変えてみたり、寝る時の姿勢や寝具などを変えてみたりしても痛みが改善しない場合にも、病気の可能性を疑った方が良いでしょう。 気になるようでしたら、早めに病院に行って相談してみることをおすすめします。 まとめ 右背中の痛みの原因は、ストレスや筋肉疲労のような心身のケアで改善するものもあれば、病気の可能性が考えられるものもあります。 病気は肝臓や胆嚢、腎臓などの内臓の病気が考えられます。 ただ、例え深刻な病気であっても、初期段階ではほとんど自覚症状がない病気もあります。 ですので、痛みの度合い、継続時間、姿勢を変えると改善する痛みかどうかなどから病気の可能性疑い早めに病院に行きましょう。
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