肩こりで肩がゴリゴリ鳴ることはありませんか。 しかも、ゴリゴリ鳴っている時に、何となく肩周辺で引っ掛かり感があったり、何かが当たっているような感じがすることもあるかも知れません。 一体なぜ、肩こりでゴリゴリ音が鳴るのでしょうか。 また、それを改善する方法はあるのでしょうか。 ゴリゴリ音の正体は、肩こりで固まった筋肉が他の組織に当たる音! 肩こりによるゴリゴリ音が起こるタイミングは、肩の関節を動かす時が多いのではないでしょうか。 本当であれば、肩の関節が他の関節、肩こりで固まった筋肉などに当たることはありません。 しかし、肩こりの症状が悪化して固まった筋肉が塊になり、その塊が複数できると互いにぶつかり合って音を発してしまうことがあるのです。 ゴリゴリ音が肩こりによるものと考えると、肩こりさえ改善すればゴリゴリ音も同時に改善することが出来ます。 肩甲骨はがしは肩こりによるゴリゴリ音の解消に効果的! 肩こりによるゴリゴリ音を解消するためには、肩甲骨はがしを実践してみましょう。 まずは、指先が天井に向くように右腕を垂直に曲げた状態で固定して、左腕を右肘の下に合わせます。 次に、右腕は動かさないようにして軸にしながら、左腕を立てて右の手の平に左の手の平を合わせます。 深呼吸をしながら上半身をリラックスさせて行うと、閉じている肩甲骨を左右に広げることが出来ます。 片腕が出来たら、左右を入れ替えて実践してみましょう。 肩甲骨はがしが上手く行かない場合には、出来る範囲で肩甲骨を意識すること! 肩甲骨はがしの1つ1つの動作は、肩こりの酷い方や身体の硬い方には多少厳しいかも知れません。 そんな場合には、無理して1つ1つの動作をしようとする必要はありません。 出来る範囲で肩甲骨を意識すれば良く、手の平同士を合わせなくても手を捻らずにそのまま手首を掴むのでも構いません。 さらに、肩甲骨はがしではなく、両手の指先を天井に向けて肘を垂直に曲げて、両方の手の平から肘までを合わせるだけでも肩こりによるゴリゴリ音の解消に効果的なはずです。 指先の酷使は肩甲骨への負担に! 肩こりによるゴリゴリ音を改善するためには、肩甲骨への負担を軽減することが大切です。 しかし、現代人にありがちなパソコンやスマホで指先を酷使する生活は、指先と繋がりのある肩甲骨への負担を大きくしてしまいます。 肩甲骨周辺の筋肉を過度に緊張させてしまうと、血行が悪化して肩の可動域が制限されやすくなってしまいます。 このまま肩こりを放置しておくと肩の筋肉の緊張は進行するばかりですので、肩甲骨はがしなどのエクササイズで対策することが大切です。 まとめ 肩こりでゴリゴリ音がするのは、固まった肩の筋肉が他の筋肉の塊、関節、靭帯などとぶつかり合うからです。 これを解消するためには、肩甲骨を左右に広げるエクササイズが効果的です。 また、肩甲骨に負担をかけないよう、肩甲骨と連動している指先を酷使しないよう心掛けること。ただ、酷使しても適切なケアを行うことで肩こりによるゴリゴリ音の対策になるでしょう。
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