腰痛の原因はお尻の筋肉にあり、お尻の筋肉をケアすることで腰痛を解消できることもあるようです。 確かに、お尻は腰と近い部分にあって、腰痛とも大きな関連性があると考えている方は多いでしょう。 では、お尻の筋肉がなぜ腰痛の原因になるのか、どういうふうにお尻の筋肉をケアしたら腰痛を解消できるのか見ていきましょう。 お尻の筋肉が凝っていると腰に負担がかかりやすくなる! 歩いたり、走ったり、階段の上り下りをしたりなど日常的な動きの中で、お尻の筋肉が使われることは非常に多いものです。 もし日常的によく使うお尻の筋肉が凝ってしまうと、お尻は衝撃を吸収するためのクッション代わりになることが出来なくなります。 さらに、お尻は腰に近い部分ですので、お尻で吸収できない衝撃が腰にまで及んでしまいます。 逆に、お尻の筋肉を上手くケアすることが出来れば、腰への負荷を軽減することができるのです。 腰痛を解消するには原因となるお尻の筋肉を柔らかくすること! お尻の筋肉が凝り固まっているのが腰痛の原因だと言うことは、それを改善することで腰痛を解消できる可能性があります。 実際にお尻の力を抜いた状態で肉の集中している奥の部分を触ってみると、腰痛持ちの方であれば硬いと感じるでしょう。 腰痛を改善するためには、この硬い部分を柔らかくすることです。 特に慢性的な腰痛はこの部分をマッサージやストレッチで柔らかくすることで、鈍痛やだるさなどが解消できることが多いようです。 片足を上げたり捻ったりするストレッチはお尻の筋肉を伸ばすのに効果的! 腰痛の原因となるお尻の筋肉を伸ばして、柔軟性を持たせるストレッチを実践してみましょう。 まずは、仰向けに寝て組んだ両手を右膝に添えて、胸の方に引き寄せます。 その時、左の足は伸ばした状態です。 左膝も同じように胸の方に引き寄せましょう。 それが終わったら、今度は直角に曲げた右膝に左手を添えて、左側の床に付けます。 ちょうど右膝の内側が床に付くイメージです。 左膝も同じように反対側の床に付けて、お尻の筋肉をしっかりと伸ばしましょう。 片足を抱え込んだり股割りをしたりなどのストレッチも効果的! 片足を抱え込んだり、股割りをしたりなどのストレッチも、お尻の筋肉が原因の腰痛の改善に効果的です。 まずは、仰向けに寝た状態で、両手を使って片方の足首を抱え込むように胸の前に近づけていきます。 反対側の足首も同じように抱え込んでください。 次に、座った状態で両足を床に付けたまま大きく開いて、上体を真っ直ぐにして出来るだけ前方に倒して股割りをしましょう。 これらのストレッチでお尻や股関節に柔軟性を持たせておくと、腰への負荷を上手く分散しやすくなります。 まとめ お尻の筋肉はあまり意識をしないかも知れませんが、日常的な動作で思った以上に使用しているものです。 もしお尻の筋肉が凝って硬くなってしまうと、腰に負担が集中しやすくなります。 お尻の筋肉が原因の腰痛を解消するためには、お尻の筋肉を曲げ伸ばししたり、股関節の筋肉にも柔軟性を持たせるストレッチを行うのが効果的です。
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