肩こりは誰もが一度は経験するもので軽く考えがちですが、中には激痛を伴うものもあります。 しかも、本来痛みを感じるはずの無い場所で激痛を感じると言うことは、体が危険を訴えている可能性があると言うことです。 では、激痛を伴う肩こりで考えられる病気について見てみましょう。 激痛の起こる左側の肩こりは心臓病が原因かも知れない! 激痛を感じる肩こりの中でも、左胸とか左肩などの心臓周辺で痛みを感じることはありませんか。 皆さんがよく経験する疲労から来る肩こりは、左右両方の肩で鈍痛を感じることが多いものです。 しかし、肩こりで激痛、さらに左側を中心に痛みが起こるようであれば、心臓病の可能性を疑った方が良いかも知れません。 激痛の起こる右側の肩こりは肝臓の病気が原因かも知れない! 激痛を感じる肩こりには、左側ではなく右肩や右の肩甲骨など肝臓付近で痛みが起こるものもあります。 このような場合は、肝臓障害や肝臓の病気を疑った方が良いかも知れません。 特にアルコールを毎日のように摂取する習慣があると言う方は、右側で激痛を感じる肩こりには注意しましょう。 胃腸の不調でも激痛の肩こりが起こることがある! 胃腸の不調と言えば内臓の不調の中でも経験者が多いものですが、胃腸の不調で肩こりが起こることもあります。 胃腸の不調の場合には、肩甲骨と背骨の間で激痛を感じることが多いようです。 まさに、胃腸付近で強い痛みを感じると言うことです。 暴飲暴食を繰り返しがちな方、食生活が乱れがちな方、便秘がちな方は、この機会に生活習慣や食生活を見直しましょう。 肩石灰沈着性腱板炎が激痛の肩こりの原因になっていることも! 激痛の肩こりで内臓の病気以外に考えられる原因としては、肩石灰沈着性腱板炎があります。 肩石灰沈着性腱板炎では、急に肩の刺さる痛みが起こったり、睡眠中に激痛があって起きた時に肩が動きにくくなることがあります。 また、酷い方だと、肩の筋肉に石灰が生じることで炎症が起こる方もいます。 よく五十肩に似た症状として言われることがありますが、五十肩の場合には肩の動きによって痛みを感じることが多いです。 一方、肩石灰沈着性腱板炎の場合は、肩の動きとは無関係に腕を自然に垂らしているだけでも激痛を生じることが多いです。 まとめ 激痛を感じる肩こりには、心臓や肝臓、胃腸などの内臓の不調、肩石灰沈着性腱板炎などの色々な不調が考えられます。 特に内臓の病気の場合には、早めの対処を必要とするものがありますので注意が必要です。 肩石灰沈着性腱板炎でも数週間の間は日常生活に支障が出てしまうこともありますが、自然治癒も可能です。 しかし、適切な治療を受けた方が、より治療期間を早めることが出来ます。 気になる症状がある人は早い段階で、専門の人に診てもらうことをおすすめします。
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