肩と歯は比較的近い場所にあるとは言え、まさか肩こりが歯と関係している可能性があると思っている人は多くはないでしょう。 しかし、人によっては、歯の治療を受けることで肩こりが解消することもあるようです。 肩こりと歯には、一体どういう関連性があるのでしょうか。 歯の痛みで神経が過敏になることが肩こりの原因! 歯が痛いと同時に、肩こりの症状を訴える方がいます。 肩こりと言えば、肩の筋肉が過度な緊張を起こして硬くなった筋肉によって血行不良が起こるものです。 歯が痛い時に肩こりになるのは、歯の痛みによって神経が過敏になり、肩に重みを感じるせいなのかも知れません。 実際に歯の痛みで歯の治療を受けたところ、肩こりまで解消したと言う方もいるようです。 首が前方に出る姿勢で歯の噛み合わせがずれることがある! 肩こりと言えば少なからず首こりも関係する症状で、いずれのコリも首が前方に出たりなど日常生活の悪い姿勢が原因で起こることが多いものです。 首が前方に出ると、下顎まで前方に引っ張られやすくなります。 さらに、下顎につられて歯も同じように引っ張られてずれてしまうことがあります。 この歯の噛み合わせのズレが、肩こりによる歯の痛みを引き起こしている可能性があります。 肩こりで口周辺にまで血行不良が起こり、歯の痛みを感じる可能性も! 歯が痛い時に肩こりが起こることがあるのですが、逆に「歯の痛みから肩こりが起こることはないの。」と疑問を感じる方もいるでしょう。 肩を通る血液は、顔に向かって流れます。 ですので、肩こりで肩の血行不良が起こっていると、その先にある口周辺まで血行不良に陥る可能性があります。 肩こりで歯の痛みが起こるとしたら、口周辺の血液やリンパの流れが停滞することが歯にも影響を及ぼしている可能性も考えられます。 歯の痛みに効果的なツボは合谷や陥谷! 「なかなか歯医者さんに行けない。」とか「特に治療の必要はないが歯が痛い。」などと言うことはありませんか。 もちろん、虫歯は歯医者さんでないと治療が出来ないのですが、歯の痛みを軽減するためにはツボ押しも効果的です。 合谷(ごうこく) まずは、下の歯で痛みを感じる場合には、「合谷(ごうこく)」と言う手のツボを刺激しましょう。 合谷の場所は、親指と人差し指の骨の分岐点の若干人差し指寄りです。 合谷【ごうこく】というツボは 肩こり、首の痛み、寝ちがえ、疲れ目によく効きます。 パソコンなど細かい作業の後に押すと良いですね。 pic.twitter.com/qg4GfcY82a— お疲れのあなたへ…bot (@otukarenoanatae) 2015, 8月 28 「陥谷(かんこく) 上の歯で痛みを感じる場合には、「陥谷(かんこく)」と言う足のツボを刺激しましょう。 陥谷の場所は、人差し指と中指の骨の分岐点の窪みです。 まとめ 一見全く関連性の無さそうに見える肩こりと歯は、神経が過敏になること、歯の噛み合わせのズレ、血行不良などの様々な点で関係しています。 歯の関係している肩こりの中でも、虫歯の場合は治療しなければ改善することが出来ません。 しかし、特に歯医者さんでの治療の必要のない場合には、合谷や陥谷などのツボ押しで肩こりを解消できることがあります。
合谷【ごうこく】というツボは
肩こり、首の痛み、寝ちがえ、疲れ目によく効きます。
パソコンなど細かい作業の後に押すと良いですね。 pic.twitter.com/qg4GfcY82a
— お疲れのあなたへ…bot (@otukarenoanatae) 2015, 8月 28
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