効果の高そうな頭痛薬を探すために、ランキングサイトを参考にする方は多いでしょう。 しかし、実際にランキング上位の頭痛薬を使用しても、大した効果を実感できていない方もいるのではないでしょうか。 では、自分に合った頭痛薬選びのポイントを見てみましょう。 子供から大人まで服用できるのはアセトアミノフェンやエテンザミド! ランキング上位の頭痛薬の成分としてよく見かけるものの中でも、小児でも服用できるものは限られています。 まず、アセトアミノフェンは、胃腸への負担も副作用のリスクも少ない成分として人気があります。 エテンザミドはサリチル酸系の成分で優れた鎮痛効果を持ち、頭痛以外に歯の痛みにも効くと言われています。 ただ、胃に負担がかかることがありますし、服用できるのは8歳以上と指定されているものが多く、またものによっては15歳未満は服用できない場合もあります。 必ず年齢制限をよく読んでから購入するようにしましょう。 頭痛以外に幅広い痛みに効果が期待できるのはロキソプロフェンナトリウム! ランキングで人気の頭痛薬の成分の中でもロキソプロフェンナトリウムは、強い痛みにも効果が高い成分として広く利用されてきたものです。 この成分は偏頭痛だけではなく、歯の痛みや生理痛などの幅広い痛みに対応しています。 15歳以上の方しか服用できない頭痛薬はアスピリン、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリン! アスピリン、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリンは、ランキングで評価の高い頭痛薬の成分でありながら15歳以上の方しか服用できません。 アスピリンは「アセチルサリチル酸」とも言い、頭痛以外に歯の痛みにも効果が期待できます。 イブプロフェンは炎症による痛みを抑える効果が高い成分で、イソプロピルアンチピリンはピリン系の成分で強い痛みにも効果が期待できます。 この中には胃への負担になる成分もありますので、胃の弱い方は服用の際に十分注意しましょう。 過剰摂取によって効果が実感できなくなることも! 慢性的な頭痛に悩まされていると、つい頭痛薬に頼りがちになってしまうかも知れません。 しかし、頭痛薬の中には頻繁に服用することで体が薬の成分に慣れてしまって、効果が実感しにくくなってしまうこともあります。 それどころか、頭痛に敏感になって痛みを誘発してしまうこともあるようです。 ですので、ランキングで評価の高い頭痛薬とは言え安心は禁物で、薬の使用は最小限に止めておくのが望ましいです。 また、頭痛薬は痛みを抑えるための薬なので根本的な解決方法ではありません。 整体や鍼灸、カイロプラクティックなどで改善するケースもありますので、一度相談してみるといいでしょう。 まとめ ランキング上位の頭痛薬の成分の中には、まず頭痛や歯の痛み、生理痛などの幅広い痛みに効果が期待できるロキソプロフェンナトリウムがあります。 それから、小児でも服用できて副作用のリスクの少ないアセトアミノフェン、特に鎮痛効果に優れたエテンザミドがあります。 アスピリン、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリンなどは15歳以上の方しか服用できない分、作用が強くなりやすく注意が必要なものもあります。 頭痛薬は自分の頭痛に合った効果が期待できるか、副作用のリスクが無いかなどを踏まえた上で慎重に検討しましょう。
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