自分の腰痛の症状をきちんとチェックしてみたことはありますか。 腰痛には早めに治療をするべき危険度の高いもの、そしてそれほど心配しなくてもいいものがあります。 では、危険性の高い腰痛と低い腰痛について、症状をチェックしてみましょう。 何をしていても激しい腰痛を感じるのは内臓の病気かも! 自分の腰痛の症状をチェックしてみて、ある時いきなり腰痛を感じ始めるようになったと言う方はいませんか。 しかも、鈍痛ではなく激痛で内臓に違和感を感じるとなれば、尚更内臓の病気が関係している可能性があります。 あるいは、初めのうちは軽い背中の違和感からスタートする方もいます。 いずれにしても内臓の病気による腰痛は、いつか「安静にしていても何をしていても激痛を感じる。」と言う状態が訪れることが多いです。 ですので、少しでも疑いがある場合には、早めに検査や治療を受けることが重要です。 下半身にまで痛みや痺れを感じるのは、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離すべり症の可能性が! 腰痛以外に、下半身の痛みや痺れが気になることはありませんか。 このような場合にまず考えられるのが腰椎椎間板ヘルニアで、腰の重みや痛みから症状がスタートします。 そして、症状が悪化するにつれてお尻、太ももの裏側、ふくらはぎ、足の順に痛みや痺れが広範囲になり、座ることも歩くことも困難になってしまうことがあります。 また、下半身の痛みや痺れでは、腰椎椎間板ヘルニアの他に腰椎分離すべり症の可能性も考えられます。 この症状は背骨の一部が断裂するもので、長時間立っていたり腰を反らせた時に痛みを感じることがあります。 いずれの症状が進行するにつれて辛くなっていきますので、早めに適切な治療を受ける必要があります。 重労働をしている方や高齢者の慢性的な痛みは、変形性腰椎症かも! 腰痛の症状をチェックして、慢性的な痛みが気になる方は多いでしょう。 その中でも重労働をしている方、高齢者などは、変形性腰椎症の可能性があります。 重労働は腰への負担が大きく、高齢者は老化現象で腰の骨が変形してしまうことがあります。 腰の骨が変形していないにしても、関節間が狭くなる椎間関節症で腰痛が起こることも考えられます。 筋肉疲労による腰痛は生活の改善で治ることも! 腰痛の中でもよくありがちでそれほど心配のないものが、筋肉疲労によるものです。 繰り返し筋肉に負担をかけていたり、同じ姿勢を継続したりすることで発症することの多いタイプの腰痛です。 腰に負担のかかりやすい姿勢や動きを少なくしたり、適度に筋肉のストレッチをしたり、患部を温めて血行を良くすることで症状が改善することもあります。 まとめ 腰痛の症状をチェックして、内臓の病気、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症などの場合には早めの対策が必要です。 もちろん、これら以外にも危険な腰痛はあり、激痛があるか、痛み以外に痺れがあるか、痛みが悪化していないかを判断基準にしてみると良いでしょう。 また、筋肉疲労による腰痛の場合にはそれほど心配はないので、ストレッチや患部を温めるケアなどを試してケアしていきましょう。
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