ぎっくり腰の再発に悩んでいる人は、自宅でできる少しでも早く治す方法を覚えておくようにしましょう。 強い痛みがあるときは、整形外科や整体院へ歩いていくこともできません。再発直後の正しいセルフケアが、その後の治り方を大きく左右します。 ぎっくり腰は再発の可能性の高い疾患です。対処方法を覚えておけば、次にぎっくり腰になったときにあわてずに済みます。 冷やす、温めるの手当てを正しい順番で行うことが、早く治すだけでなく、ぎっくり腰の慢性化を防ぐことにもつながります。 ぎっくり腰はどんなときにおきるのか ぎっくり腰はある日突然、腰に激痛のはしる疾患です。 重いものを持ち上げようとして力んだときや大きなくしゃみをしたときなど、腰に急に大きな負荷がかかったときにぎっくり腰はよくおこります。 前兆がほとんどないことから、ぎっくり腰を再発させてしまう人はたくさんいます。 ぎっくり腰がおきた直後にまずすること 腰に激痛を感じたら、まずは安静にすることが大切です。腰を動かさないようにして楽な姿勢で寝そべり、しばらくそのままでいましょう。 腰に体重をかけないように、横向きで寝る姿勢が安全です。 ぎっくり腰発生時の強い痛みが少し和らいだら、患部を冷やすアイシングを行います。ここで腰をしっかりと冷やすことが、早く治すために大切です。 痛みは、腰部の炎症によってひきおこされます。冷やして患部の血管を収縮させると、痛みと炎症が早くおさまります。 ぎっくり腰はいつまでも患部を冷やしていればいいのか 患部から強い痛みが消えたら、アイシングは中止しましょう。少しくらい痛みが残っていても、なんとか立ち上がってゆっくりと歩けるようになったときがアイシングはやめるタイミングです。個人差がありますが、激痛が消えるまでに約2日はかかります。 次は患部を温めます。お風呂にゆっくり浸かったり、温湿布などで患部を直接温めたりすると効果的です。 患部を温めると血流がよくなるので、傷ついた組織をより早く回復させることができます。 症状が落ち着いたら病院で再発防止の相談を 外出できるようになったら、整形外科、整体院、接骨院などでみてもらいましょう。動けるようになったからといって、治ったと自分で判断するのは危険です。 ここでむりに動くと、ぎっくり腰の治りが遅くなります。 骨や筋肉の損傷具合を専門家に確認してもらうことが、ぎっくり腰の早めの完治と再発防止につながります。 ぎっくり腰の原因は、日常生活のなかで溜まっていく腰の疲労です。専門家のもとで腰の疲労回復のための施術を定期的に受けていれば、この疾患の再発リスクを大きく下げることができます。 専門家のもとで、腰の筋肉をほぐしてもらったり、骨盤や背骨のゆがみを治してもらったりする施術は、再発を防ぐためにとても効果的です。
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