急に激しい痛みが起こるぎっくり腰の治し方は色々ありますが、その中にはストレッチもあります。 軽度のぎっくり腰なら、ストレッチで緩和できるケースもあるようです。 では、こんなストレッチでのぎっくり腰の治し方について見ていきましょう。 ぎっくり腰は痛み止めの薬で完治できるものではない! ぎっくり腰で整形外科にかかると痛み止めの薬を処方されて、場合によっては患部を固定するためのコルセットを用意してくれます。 確かに、それで痛みがだいぶ楽になるかも知れませんが、実はそれだけではぎっくり腰を完治しないケースが多いです。 痛み自体は早ければ数日程で引くことが多く、痛みが落ち着くまでは自宅で安静にしながら患部を冷やして対応するのでも良いでしょう。 寝た状態で膝を倒す簡単なストレッチが効果的! ぎっくり腰の治し方として、寝た状態で簡単に出来る膝を倒すストレッチがお勧めです。 まずは、膝を曲げた状態で仰向けに寝て、両肩を床に付けたまま膝のみを左右に倒してください。 このストレッチは時間のある時に左右3回ずつ繰り返してみましょう。 勢いは付けずゆっくり膝を倒して行くのがポイントです。 膝を倒す角度は20度程度から始めて無理なく角度を上げていき、痛みを感じる場合にはその手前で動きを止めましょう。 座った状態でお尻や腹の筋肉を伸ばすストレッチもお勧め! 無理なく実践できるぎっくり腰の治し方として、座った状態でお尻や腹の筋肉を伸ばすストレッチも良いでしょう。 まずは、膝を真っ直ぐ前に伸ばした状態で床に座り、左膝を立たせて真っ直ぐ伸ばした右足に交差させてください。 次に、上体をゆっくり時間をかけて左側に捻って、10秒以上キープします。 この時、右足の裏はしっかりと床に着けて右足の爪先は床と垂直に立てた状態で、腰が伸びていることを意識してみてください。 反対側のお尻やお腹も同じように伸ばしてみましょう。 ストレッチは少なくとも1ヶ月は実践した方が良い! ストレッチでのぎっくり腰の治し方は、早い効果を期待してしまうばかりに長続きしにくい方が多いでしょう。 しかし、ぎっくり腰になったそもそもの原因が、患部の筋肉が使わないうちに硬くなって急激に大きな負担がかかることなのです。 これを考えると、このまま患部の筋肉を使わないことは、痛みのある部分を庇ってますます硬くなる範囲を広げてしまったり、患部の痛みを慢性化させてしまう原因になります。 改善の効果を実感するまでには少なくとも1ヶ月、ぎっくり腰の再発防止のためには今後の毎日の習慣としてストレッチに取り組むのが良いでしょう。 まとめ ぎっくり腰には患部の筋力不足や患部への大きな負荷が関係しており、病院の薬やコルセットだけを利用していても痛みを軽減するのみで、なかなか改善には近づくことが出来ません。 そこで、ストレッチで適度に患部周辺を動かす治し方を実践してみるのが効果的です。 ストレッチは寝た状態でも座った状態でも、自分の出来る範囲で無理なく実践することが出来ます。 また、ストレッチは少なくとも1ヶ月は継続し、再発防止のためには習慣にしていくことをおすすめします。 ただし、こうしたストレッチはあまり早い段階でやってしまうと、かえって長引く原因になることもあります。 専門家にみてもらってから行う、無理はしない、などきちんと体の声に耳を傾けながら行ってくださいね。
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