腰痛を改善するためにはストレッチですが、ストレッチを行うにも方法はとても大切です。 実は、腰痛にはストレッチを行った方が良い場合と行わない方が良い場合とがあるようです。 では、今回はストレッチを行った方が良い腰痛やそのストレッチの方法について見てみましょう。 運動不足による筋肉の緊張が原因の腰痛にストレッチは効果的! 腰痛であれば何でもストレッチを行った方が、改善に効果的だと言う訳ではありません。 腰痛の中でもストレッチで良い効果が期待できるもののひとつは、運動不足で筋肉の緊張が起こっている場合です。 但し、ストレッチを行うことで痛みを感じる場合には、ストレッチの方法に問題があるか、ストレッチをすべきではない状態だと考えた方が良いでしょう。 急に負担をかけることで腰痛を引き起こして急性の痛みを感じている間も、患部に負担をかけるストレッチは避けた方が良いです。 スポーツ選手でも腰痛になるのは、背骨周辺の細かい筋肉が使えていないから! 腰痛は運動不足の方ばかりがなるものと思われがちですが、実はスポーツ選手や日常的にスポーツをしている方でもなることがあります。 私たちの背骨付近には細かい筋肉がたくさんあって、いくらスポーツをしていてもこれらの筋肉が使えていなければ固まってしまいます。 スポーツをしているのに腰痛になるのは、背骨の細かい筋肉が固まってその筋肉が何らかの負荷で急に伸びてしまうことも原因のひとつです。 改善には、腰だけではなく腰周辺の細かい筋肉にも目を向けてみることがポイントです。 まずは、腰を引っ張っている足の筋膜をストレッチすること! 腰痛を改善するためのストレッチとは言え、いきなり腰をストレッチするのには抵抗があるかも知れません。 こんな場合には、無理のないストレッチの方法として、腰を引っ張っている足の筋膜から柔らかくしていくのが良いでしょう。 まずは、正しい姿勢で椅子に浅めに腰掛けて、片足を伸ばします。 そして、背中は真っ直ぐにしたまま上体を倒していき、太ももの筋肉が少し突っ張ったところでキープします。 さらに、突っ張った太ももの筋肉を、お尻から膝裏に向かって手の平で軽く10回撫でていきます。 これをもう片方の足でも実践してみてください。 無理なく背骨周辺や腰の筋肉を動かすストレッチにも挑戦! 腰痛対策として伸ばしておくべき筋肉は、腰だけではなく背骨周辺にもあります。 そこで、無理なく背骨周辺や腰の筋肉を動かすストレッチの方法をご紹介しましょう。 まずは、四つん這いになって背中を丸めながら、お腹は上に向かって引き上げます。 次に、背中を下に落として反らせて1分キープし、元の四つん這いの状態に戻ります。 まとめ 腰痛とひとことにいっても、様々な腰痛があります。 腰痛の中でも、筋肉の緊張が関係している腰痛は、ストレッチの効果がより期待ができます。 まずは、腰を引っ張っている足の筋膜からストレッチして、次に背骨周辺や腰の筋肉を動かすストレッチに挑戦してみるといいでしょう。
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