大半の腰痛は治すに時間が必要です。人によっては、腰痛と一生つきあっていかなければいけないこともあるでしょう。 腰痛をしっかりと治すには、生活習慣の見直しと努力だけでなく、専門家に診てもらい適切な治療をしてもらうことも大切です。 腰痛はなぜ再発しやすいのか 腰椎が再発しやすいのは、日常生活を送るかぎり、腰にはかならず負担がかかるからです。安静をいくら心掛けても、予想外の仕事や家事がきっかけで、腰の異常が再発したり悪化したりすることはめずらしくありません。 さらに加齢により、腰への負担は年を追うごとに増加します。 中年以降は、腰の筋肉も次第に老化します。1度は治したつもりでも、弱った筋肉ではかつての骨の損傷箇所を支えきれず、腰痛が再発することがあります。 多くの女性が更年期に腰痛を再発させるのは、骨粗しょう症を発症することが原因の1つに挙げられます。 骨密度が低下することで、腰椎の別の箇所に損傷が新たにおきることもあります。 腰痛もちの人によくある生活習慣 腰痛を発症しやすい人、または再発させやすい人には共通する生活習慣があります。 しかしめずらしいものではなく、ほとんどの人がこうした習慣をもっているといえるかもしれません。 デスクワーカーのような長時間同じ姿勢で座る習慣は、腰痛を引き起こす大きな原因です。 同じ姿勢を続けることで、腰への血流が減少し、筋肉が硬くなるためです。さらに猫背、巻き肩、ストレートネックなどの姿勢の癖があると、腰への負担は倍増します。 主婦の生活習慣の中にも、腰痛の原因はあります。 普段運動不足の人が、急に重いものを持ち上げようとして腰を傷めることはめずらしくありません。 重い布団を持ち上げたり、子どもを急に抱き上げたりするだけでも、腰を痛めることもあります。 長引く痛みは病院で検査と治療を 腰の痛みを軽減するように、自分で生活を見直して努力することは必要です。しかし腰痛の中には、治療を受けなければ症状が悪化するものもあります。 繰り返し再発したり長引いたりする腰痛の場合は、病院で1度検査をうけるといいでしょう。 放置すると腰椎の損傷が進み、ひどい腰痛のせいで自由に出かけたりすることができなくなってしまう可能性もあります。 早めに専門家に相談するといいでしょう。
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