日頃から腰痛に悩まされている人の中に、右足のしびれの症状まで感じるようになった方はいないでしょうか。 それはただの腰痛ではなく、坐骨神経痛の症状の可能性があります。腰痛と足のしびれのほかに、臀部の痛みなどがみられる人もいます。 坐骨神経痛の症状はいろいろな病気によって引き起こされます。この症状がみられたら、整形外科に行って検査してもらいましょう。 治療で坐骨神経痛が良くなっても、しばらくしたらしびれや痛みが再発する人もいます。 日ごろの生活習慣を見なおし、この症状と気長につきあっていく覚悟をもつことも大切です。 坐骨神経痛をひきおこすのはどんな病気? 坐骨神経痛は病名ではなく、腰痛や足のしびれなどの症状を指す名称です。坐骨神経痛を引き起こす症状はたくさんあります。 代表的なものに、腰椎椎間板ヘルニアがあります。腰椎すべり症でも坐骨神経痛をおこす人もいます。 腰部脊柱管狭窄症が原因の坐骨神経痛は、腰痛よりも足のしびれの方が強いというのが特徴です。 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱狭窄症は、中高年になってから発症する人の多い病気です。40代以上になってから腰痛だけでなく足までしびれるようになった人は、まずはこれらを疑う必要があります。 腰椎分離症やすべり症は若いころは痛みがでないことも多く、子どものころに発症していても気づかない人もめずらしくありません。 中高年になって症状がでたときには、すでに重症化している可能性もあります。 腰痛と足のしびれを解消するための治療 坐骨神経痛による腰痛と足のしびれは、原因を突き止め、しっかりと治療することで改善するケースもあります。 通院してもなかなか改善しない人は、別の整形外科に行ってみるか、鍼灸や整体などの治療院で治療することも考えてみるといいでしょう。 1日も早く症状を改善するためには、下半身の筋肉をほぐす自宅でのストレッチも役にたちます。専門家の許で、腰や下肢の筋肉をほぐすマッサージをうけてもいいでしょう。 腰痛と足のしびれが再発したときの対処 おさまったと思って安心しても、坐骨神経痛は再発することがよくあります。腰痛や足のしびれを再び感じるようになったら、早めに専門家に相談しましょう。 自分の生活習慣を見直し、症状を再発させる行動をしていないかどうかチェックすることも大切です。 歪んだ姿勢でのオフィスワーク、長時間のゴルフ、重い荷物の運搬などしていませんか? つらい症状予防するためには、思い当たる行動を避けて腰をいたわることが必要です。
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