首の痛みを感じる時に、眼精疲労が気になることはありませんか。 あるいは、眼精疲労を感じる時に、首の痛みが気になることはありませんか。 首と目は離れているので、いかにも関係のなさそうな場所に思うかも知れません。 しかし、2つの症状が一気に起こると言うことは、原因が同じである可能性が高いのです。 眼精疲労によるストレスが首の痛みの原因に! 眼精疲労が起こると、首の筋肉が過度に緊張して首の痛みを引き起こすことがあります。 そもそも、パソコンやスマホの画面を見ている時に使っている筋肉は、目の毛様体筋です。 毛様体筋はピントを調整する働きをしていて、眼精疲労になると毛様体筋が過度に緊張します。 眼精疲労による不快感は、精神的なストレスになることもあります。 このストレスが首や他の部分の筋肉を緊張状態にしてしまうからこそ、首の痛みや肩の痛みが起こるのです。 首の痛みがあると眼精疲労も改善しにくくなる! 眼精疲労から首の痛みが起こると、それをかばうために正しい姿勢が崩れやすくなります。 さらに、精神的なストレスから自律神経のバランスが崩れて、常に交感神経が興奮状態になることがあります。 すると、眼精疲労も首の痛みもますます改善しにくくなって、悪循環に陥ってしまいます。 目を休ませながら首をストレッチするのが効果的! 眼精疲労と首の痛みを同時に改善するためには、目を休ませながら首をストレッチしてみると良いでしょう。 まずは、背中はまっすぐ伸ばして正しい姿勢を心掛けて、目は閉じたまま首はゆっくりうつむき加減にします。 この時、勢い良く首を下ろすのではなく、顔の重みを少しずつ感じながら首を下に下ろしましょう。 そして、首の後ろを約10秒間ストレッチします。 蒸しタオルを目に当てながらストレッチを行うのも、目の血行を良くするのに効果的です。 首を左右にストレッチするのもお勧め! 眼精疲労と首の痛みを同時に改善するストレッチとして、首を左右に伸ばすのも良いでしょう。 まずは、首の後ろの真ん中よりも下にある頸椎よりも指1つ分だけ、左側に指先を置きます。 そして、そのままゆっくりと顔を右、左の順に向けて、首の筋肉を伸ばしましょう。 さらに、指の位置を少しずつ上にずらしながら、左右に首のストレッチを行ってください。 指の位置が一番上まで行ったら、今度は頸椎よりも指一つ分だけ、右側に指先を置いて同じように首をストレッチしてみましょう。 まとめ 首の痛みと眼精疲労が同時に起こるのは気のせいかと思いきや、実は2つとも筋肉の疲労やストレスが関係している症状です。 首のストレッチは、シンプルなものから多少時間のかかるものまで様々です。 仕事の合間に行うもの、自宅のリラックスタイムに行うものなど、時と場合によって色々なストレッチを組み合わせるのも良いでしょう。
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