2月から3月くらいに鼻水やくしゃみなどの症状があると、花粉症なのか風邪なのか判断が付きにくいことがありませんか。 花粉症の症状は「3大症状」と言って、鼻水や鼻詰まり、くしゃみの3つの主な症状があります。 ただ、これらの症状は、風邪でも現れることがあります。 では、花粉症の症状と風邪の症状は、一体どのように見分けたら良いのでしょうか。 花粉症は初期症状では気づきにくい 花粉症は風邪のような症状から始まるので、初期症状では風邪だと思い込んでしまう人が多いものです。 それで、「すぐに治るだろう。」と放置した結果、1週間以上しても治らないため、初めて花粉症だと気付くことがあります。 ただ、その頃には花粉症はかなり悪化していますので、注意が必要です。 2月か3月くらいの花粉症の時期が来たら、今自分の感じている症状を、花粉症の特徴的な症状と比較してみましょう。 花粉症はくしゃみの回数が多い 花粉症か風邪かをもっとも簡単に見分けやすい症状と言えば、くしゃみの回数です。 くしゃみが何回も立て続けに出ることはありませんか。 花粉症の場合にはくしゃみが8回以上も続いたり、1日を通してくしゃみに悩まされることが多いです。 逆に、風邪の場合には数回程度のくしゃみで済み、1日を通してくしゃみが発生することは少ないです。 花粉症は透明な鼻水であることが多い 花粉症であることが簡単に分かる症状として、鼻水の状態も挙げられます。 風邪を引いてから数日目くらいは、粘り気があって青っぽい鼻水が出ることが多いです。 しかし、花粉症の場合には、何日経ってもずっとサラサラした透明な鼻水であることが多いです。 何度鼻をかんでもきりがなく、すぐにまた垂れてくるのも、花粉症の鼻水の特徴です。 また、酷い人だと、鼻呼吸ができなくなるほどに辛い鼻詰まりが起こることもあります。 花粉症になると目のかゆみが起こることも! 花粉症と風邪の症状の違いには、目のかゆみの有無も挙げられます。 花粉症の場合には、花粉が目に付くことで瞼周辺でかゆみを感じることがあります。 他に、目の充血、目の中がゴツゴツする感じ、涙が出ることなどがあります。 しかし、風邪の場合には、目の症状が起こることはほとんどありません。 花粉症の目の症状は、くしゃみや鼻水と同じように、体内に入った花粉を体外に逃がそうとして起こるものです。 まとめ 花粉症の症状を風邪だと勘違いして風邪薬を使っても、ほとんど効果はありません。 早めに正しい対策や治療を行うためにも、まずは花粉症の症状の特徴を知っておきましょう。 くしゃみの回数の多さ、数日間以上の透明な鼻水、目のかゆみや異常などの症状がある時には、花粉症を疑ってみましょう。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします