妊婦姿勢が肩こりの原因に 肩こりに悩む妊婦さんは多いですが、これはホルモンの影響+妊婦さん特有の姿勢や乳房発達の影響が考えられます。 子宮は胎児が大きくなるにつれて、前上方にせり出していきます。 妊娠後期になるとお腹のせり出しは体幹も前の方に出るため、重力によって下の方へ下がろうとします。 妊婦さんが少し状態を反らして歩いているのを見たことがある人は多いと思いますが、妊婦さんはそうしてバランスを保っているのです。 いわゆる妊婦姿勢です。 この上半身を後方へ反らす事は、すなわち背中側にある脊柱起立筋が主に利用されますが、妊婦姿勢では、通常の方よりも何倍もの負荷が掛かります。 負荷が掛かり続けると筋肉は疲労し萎縮します。 ホルモンの影響や乳房発達も肩こりの原因 また、乳房発達により胸が通常より大きくなるわけですから、胸の重みが今まで以上に肩にのしかかります。 お腹側は乳房発達による重みののしかかり・背中側は起立筋の過負荷により萎縮での両側面から肩こりをともないやすくなります。 まとめ 「ホルモン」+「起立筋過負荷」+「乳房発達」=肩こり 【妊娠してから辛い痛みをお持ちの方】 まずは妊娠中の痛みに関係がある 「リトラキシンホルモン」について知ってみましょう。(詳しい説明は>>こちら) 産前・産後の筋肉&骨盤ケア 著者:山田 守寿 出版社:現代書林 筆者プロフィール 山田 守寿 NPO法人日本マタニティ整体協会代表理事 マタニティ整体スクール代表 山田整体院(幸田町) マタニティ整体名古屋店 院長 愛知県蒲郡市生まれ、愛知県額田郡幸田町在住。 妻の妊娠を機に、当時誰も行っていなかった妊婦整体を始める。 独自の「マタニティ整体」を開発し、産前・産後のママさんたちに安心・安全な技術や知識を提供すべく、痛みの改善「マタニティセラピスト」を育成している。
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筆者プロフィール
山田 守寿
NPO法人日本マタニティ整体協会代表理事
マタニティ整体スクール代表
山田整体院(幸田町) マタニティ整体名古屋店 院長
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