現代人に多いと言われているストレートネックは、早めに改善しなければ肩こりや頭痛、めまいやふらつきなど様々な症状の原因になることがあります。 本来、私たちの首は適度にカーブしているもので、ストレートネックになると、頸椎がまっすぐ斜め前に伸びきってしまいます。 実は、顔がほんの数cm首が前に出ているだけでも、首に20kg以上の重みが加わることがあるのです。 では、時間をかけずに実践しやすいストレートネックの対策法を見ていきましょう。 ストレートネックかどうかをチェックしよう! ストレートネックを改善するための対策に取り組む前に、まずはストレートネックかどうかをチェックしてみましょう。 壁に背中から踵までの後ろ側をぴったりと付けて、顎はやや引き気味にします。 この時、後頭部もしっかりと壁にくっついていれば、正常な姿勢です。 逆に、後頭部が壁から離れている場合には、ストレートネックである可能性が高いです。 ストレートネックの改善には、テニスボールストレッチが効果的! ストレートネックを改善するための対策法に、テニスボールを使ったストレッチの方法があります。 まずは、テープで2つのテニスボールを固定して、床に置きます。 そして、後頭骨の下にある凹みにテニスボールが当たるように寝てください。 厚さ2cm程の本を床に置いて、本の上のラインにテニスボールを置くと、上手に後頭骨を刺激しやすくなります。 また、後頭骨を刺激する時は、おでこの方に向かって圧力が加わるよう意識してみてください。 顎押し体操もストレートネックの改善に効果的! ストレートネックの改善に効果的な対策法に、顎押し体操もあります。 座った状態でも、立った状態でも良いので、まずは背筋を伸ばして正しい姿勢を心掛けます。 そして、体はそのままで、頭のみを前に伸ばしてみます。 さらに、首の後ろが伸びていることを感じながら、指先で顎を真後ろに向かって押し込んでみましょう。 睡眠中は頭の両側に低めの枕を置く ストレートネックを改善するためには、起きている時ばかりではなく、睡眠中も対策が必要です。 睡眠中も、無意識のうちに首に負担をかけてしまっている可能性があります。 仰向けに寝ている時は、枕が無い方が首に負担をかけにくくなります。 ただ、寝ている最中は寝返りをするので、寝返りをした時に頭を支えられるよう、頭の両側に低めの枕を置くのが良いでしょう。 慣れていくうちにだんだんと枕を低くしていけば、そのうち枕が無くても首に負担をかけずに寝返りができるようになります。 まとめ ストレートネックを解消することで、首や肩に違和感の解決につながるかもしれません。 私たちの首は、知らないうちに負担がかかっていることが多く、意識的に首が正しい位置になるよう心掛けることが大切です。 簡単なストレッチや体操も必要に応じて取り入れて、綺麗なカーブを描く綺麗な状態の首を目指しましょう。
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