みなさんは「ぎっくり背中」という言葉を聞いたことはありますか? ぎっくり背中という呼び方は、ぎっくり腰に比べると聞きなれないものかもしれません。 何の前触れもなく突然背中に激痛がはしる「ぎっくり背中」。 もしかするとなったことがあった人でも名前を後から知るという人も多いのではないでしょうか。 ぎっくり背中になってしまうと痛みが強いため、整形外科などに行くのも辛いでしょう。 そこで、今回はぎっくり背中の対処法についてご紹介したいと思います! ぎっくり背中はどうしておこるのか? 運動不足や加齢による背中の筋肉量の低下が、この疾患をひきおこす原因だと考えられています。筋肉量の減っている背中に力が加わったとき、背筋が攣るなどの症状がでます。 姿勢のゆがみも、ぎっくり背中をひきおこすことがあります。不自然な姿勢を続けることで背筋に疲れがたまりやすくなるからです。 ぎっくり背中になったときに自分でできる対処法 ぎっくり背中になったら、何よりもまず安静にすることが必要です。仕事や家事を中断して、強い痛みが引くまで背中を動かさないようにしましょう。 最初に痛みを感じたときに無理に体を動かすと、痛みがさらに長引くことがあります。 痛みが少し落ち着いてきたら、痛みのある部分を冷やします。 湿布をしたりアイシングをしたりすると効果的です。強い痛みは、炎症が痛みの原因になっていることがよくあります。 患部をなるべく冷やし、血管を収縮させると強い痛みは次第におさまります。 ぎっくり背中を予防するために普段からできること ぎっくり背中は、再発がとても多い疾患です。ぎっくり背中の再発をできる避けるためには、背中の筋肉を柔軟に保つためにストレッチの習慣をもつといいでしょう。 柔らかく強い筋肉をつくるためには、血流を増やすことも大切です。痛みのないときは、お風呂で背中をゆっくりと温めてからストレッチをすると、ぎっくり背中再発防止の効果があがります。 ふだんから正しい姿勢を意識し、背筋に必要以上の負荷をかけない努力も必要です。 自分ではどうしても背筋の凝りをほぐすことができない人は、整体や鍼灸でマッサージや指圧を定期的にうけてもいいでしょう。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします