生理の時に股関節まで痛むのはなぜ? 生理痛というと、下腹部に感じるキューッと締めつけるような痛み。 しかしそれだけにとどまらず、生理の時には決まって股関節にだるくて重いような鈍痛を感じるという女性も少なくないようです。 生理の時に股関節に痛みを感じるのには2つの理由があるとされています。 1つ目の理由は、生理の時に子宮が大きくなることです。大きくなった子宮は周囲の臓器や骨を圧迫します。その痛みが骨を伝わって股関節に痛みを生じさせるのです。 もう1つの理由は、骨盤の歪みです。生理が始まると、骨盤は開いていき2日目に開きは最大になります。 そのときに骨盤が歪んでいると子宮を圧迫し、股関節まで痛みが伝わると言われています。 骨盤の歪みを簡単にチェックできる3つの動作 「いつも整理のときに股関節が痛いな・・・。」そんな人は骨盤が歪んでいないかどうかを自分で簡単にチェックしてみてはいかがでしょうか。 いずれも手軽にできる動作ですので、ぜひ試してみてください! 1.足の裏を合わせてあぐらのような姿勢で座ってみましょう。正面から見て、左右の膝の高さが違う場合は骨盤が歪んでいます。 2.仰向けに寝て、両足を八の字に開いてみましょう。八の字にならないようなら、骨盤が歪んでいます。 3.うつ伏せに寝てみましょう。両方の足の長さは同じでしょうか?長さが違う場合は骨盤が歪んでいます。 骨盤ストレッチで生理の時の股関節痛を解消しましょう! 生理の時に股関節も痛む・・・、そんな時には温めることが大切です。「関節の痛みだから冷やすのでは?」と迷われる方も少なくありませんが、生理に関わることは女性ホルモンが深く関わっていますので、温めた方が良いとされています。 股関節が痛んでも、温めるのはお腹や腰。お腹や腰の血行を良くすると、ホルモンバランスが安定して生理に伴う痛みは和らぎます。 また、普段から骨盤ストレッチを続けておくのもお勧めです。簡単に実践できる骨盤ストレッチを2つ、ご紹介します。 1.足を投げ出して座ります。座ったままおしりで歩く「おしり歩き」を前後に10歩ずつ移動します。1日3セットが目安です。 2.仰向けに寝てお尻を持ち上げるように体を反らします。3秒キープ。1日3セットが目安です。 テレビを見ている時でも気軽にできる動作です。1度にたくさんするのではなく、毎日少しずつ継続することが大切です。 まとめ いかがでしたでしょうか? 生理痛による関節痛がひどい方はもしかすると骨盤が歪んでいれません。 骨盤が歪んでいるかのチェックをし、もし歪んでいるようでしたら、簡単にできる骨盤ストレッチを毎日継続して行ったり、治療院で骨盤矯正を受けるなどして、生理の度に辛い股関節痛をぜひ改善してみてくださいね。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします