ぎっくり腰は突然起こるものですので、病院に行くべきかどうか悩む方も多いのではないでしょうか。 特に病院の診察時間外に起こってしまうと、緊急で診てもらおうかどうか考えてしまう方もいるでしょう。 では、ぎっくり腰になった場合には、すぐにでも病院にかかった方が良いのでしょうか。 ぎっくり腰のみで命の危険性が無ければ、緊急で病院にかかる必要なし! ぎっくり腰の動けないほどの激痛は、「すぐにでも病院に行って何とかしたい。」と思ってしまうかも知れません。 しかし、落ち着いて過ごしていれば、ぎっくり腰の痛みは自然と引いてしまうことが多いです。 逆に、診察時間外に緊急で診てもらうにしても、それほど大したことの無い症状として扱われることが多いようです。 ですので、よほど緊急性を要するものでない限りは、そのまま様子を見ましょう。 ぎっくり腰の痛みが改善しなかったり、痛み以外の症状がある場合には病院へ! ぎっくり腰の症状のみであれば、患部を冷やしたり安静にしたり楽な姿勢を見つけたりなどで改善することが多いです。 ただ、横になって同じ姿勢を維持していても強い痛みから解放されなかったり、楽な姿勢が無かったり、痛みが悪化したりなどの症状があれば、病院にかかった方が良いかも知れません。 また、痛み以外に発熱や冷や汗、嘔吐、下半身の痺れ、排尿困難、排便困難などの症状も伴う時も、緊急にでも病院にかかった方が良いでしょう。 診察時間内であれば近くの整形外科、民間救急サービスの利用を! もしぎっくり腰で病院にかかるとしたら、診察時間内であれば近くの整形外科へ向かえば良いでしょう。 一人では整形外科に行けないと言う場合には、午前8時から午後6時までの間に民間救急サービスを利用するのが便利です。 そこで、「それならタクシーを利用すれば良いのでは?」と考える方もいるかも知れません。 しかし、タクシーだと病院に着くことは出来ても、乗り降りに運転手の手助けが必要となって迷惑をかけてしまうことがありますので出来れば避けた方がいいでしょう。 病院で骨の異常が確認できなければ筋肉を解すケアを! ぎっくり腰を診てもらう診療科と言えば整形外科ですが、診察では問診や触診、レントゲン検査などを行います。 主に骨の異常を確認するのですが、ぎっくり腰の場合は骨に異常が見つからないことがほとんどです。 万一骨に異常があれば病院の医師の指示に従って治療を進め、異常が無ければ筋肉の異常として考えれば良いでしょう。 筋肉の異常に関しては、安静時の痛みが落ち着いてから自宅でのケアを心掛けたり、整体で解してもらうケアを受けることで改善することが多いです。 まとめ ぎっくり腰の大半は命の危険性があるものでも、骨に異常があるものでもありません。 ですので、病院にかかる時は緊急性は要しないのですが、激痛が続いたり悪化したり、痛み以外の症状がある場合には緊急で診察を受けるのが良いでしょう。 ぎっくり腰で利用する病院は整形外科、必要に応じて民間救急サービスを利用すると便利です。
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