パソコンやスマホの影響で、若い世代を中心に姿勢の悪い人が増えています。 姿勢矯正商品は数多く販売されていますが、それらのグッズは身体の線を強制的に正しただけで本当の矯正にはなっていません。 一時的に姿勢をよく見せる方法としては、簡単で短期間に正しい姿勢を習得できる便利で有効な商品のようです。 呼吸で姿勢を整えることが出来ます デスクワークやパソコン、スマホなどの操作が多い人は姿勢が前のめり・首猫背な姿勢になっているので、呼吸が浅くなって十分な酸素を取り入れることが出来なくなっています。 両肩や肩甲骨を後方へ引き寄せ、縮こまった鎖骨の下の胸筋を左右に広げ、ゆっくりと深呼吸を繰り返します。 整った深い呼吸は自律神経を整える効果があるため、身体の平衡感覚の乱れを調整して身体の中から姿勢を正してくれます。 バランスの取れた歩き方の感覚をつかむには、膝歩きが効果的! 立って足の裏で歩くより膝付いて膝関節で歩いた方がバランスのとれた歩き方や歩く時の重心の移動を感じることが出来ます。 膝関節で歩くと体幹を鍛える効果があるそうです。 硬めの寝具選びを。寝返りには歪みをとる役割も フカフカの布団は、その感触が気持ちいいと感じるかもしれませんが、フカフカ過ぎると身体が布団に沈み込んでしまいます。 身体に均等に重力を受けているはずの就寝時でさえ、身体のバランスの乱れが生じています。 また、寝返りは身体のゆがみを矯正する役割を担っています。 柔らかすぎる寝具は寝返りの妨げとなるので、なるべく固めの寝具を使用しましょう。 顎を引くだけでも違いが出ます 知らないうちに顎が出た姿勢になっていませんか? 顎が出ている状態では、身体の中心線から頭部がずれています。 顎を引くだけで、ずれていた頭部を身体の軸に戻すことができるので、意識して顎を引くようにしましょう。 体幹を鍛えると中心がぶれにくくなります 体幹とは頭部、胴体、下肢の中心に位置する骨や筋肉組織、いわゆる体の軸となる部分です。 「体幹トレーニング」など目にするようになりましたが、体幹を鍛えることは深層筋(インナーマッスル)を鍛えることにも繋がります。 それにより、骨格を支えている筋肉も鍛えられ、軸がぶれにくくなります。 まとめ 姿勢をよくする方法はいろいろありますが、対処療法では何も改善しません。 何故悪い姿勢になってしまうのか、その原因を把握し一つ一つ取り除く根本療法での姿勢矯正法がお勧めです。 正しい姿勢は貴方の姿勢の癖となって、形状記憶のように身体に正しい姿勢を記憶させるために、根気よく姿勢を修正して行くことが大切です。
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