デスクワークは一見楽そうに見えますが、実は首に負担がかかりやすく、ストレートネックの原因になりやすいものです。 パソコンの画面を見ていたり、机の上にある書類を見ていると、首がうつむき加減になるでしょう。 さらに、休み時間までスマホや携帯の画面を見ていては、ますますストレートネックは悪化するばかりです。 では、首の負担を少しでも緩和するために、オフィスでも実践しやすいストレッチの方法について見ていきましょう。 まずは意識的に首の位置を直すこと デスクワークによるストレートネックを改善するためには、まずは正しい姿勢を心掛けることです。 パソコンやスマホ、机の上の書類を見ていると、ついつい首が前に出て猫背になってしまいがちです。 意識的に背筋を伸ばすと同時に、首の後ろのラインが背中のラインと同じ直線状になるようにしましょう。 正しい首の位置は、壁に頭から踵までの後ろ側をぴったりくっつけてみると分かります。 椅子にバスタオルを敷いて、正しい姿勢をサポートするのもお勧め! デスクワークに夢中になっていると、ストレートネックを意識的に直そうと思っても、ついつい忘れてしまいがちです。 ですので、いっそのこと正しい姿勢で座りやすい椅子にすることで、正しい首の位置を維持するのが効果的です。 まずは、4つ折りにしたバスタオルを、もう一度半分折ったものを用意してください。 そして、折ったバスタオルを椅子の後ろ半分に敷いて座るだけです。 お尻の部分を若干高めにすることで、腰や背中が正常な位置に保たれて、首も前に出にくくなります。 後ろに胸を反らすストレッチが効果的! デスクワークの合間にもすぐに実践しやすいストレートネックの改善法に、胸を反らすストレッチがあります。 まずは、手を後ろで組んで、胸を反らせて5秒間キープして力を抜く動作を3回繰り返しましょう。 次に、顔を限界まで上げながら首の前側を伸ばし、視線は上に向けた状態で5秒間キープしてください。 このストレッチも3回繰り返しましょう。 今度は、横に顔を倒して5秒間キープするのを3回繰り返し、片側をストレッチしたらもう片側も同じようにストレッチしましょう。 肩甲骨も合わせてストレッチしよう! 肩甲骨は一見ストレートネックとは無関係の場所に見えますが、デスクワークをしていると首同様に負担のかかりやすい場所です。 肩甲骨のストレッチのやり方としては、まずは台や壁などに両手を伸ばしながら添えてキープします。 次に、肘を曲げて肩甲骨を意識的に動かしながら、腕立て伏せを行います。 「2秒肘を曲げたら、2秒肘を伸ばす。」と言うペースで、腕立て伏せを10回繰り返してみましょう。 まとめ デスクワークによるストレートネックは、日常の中でも特にデスクワーク中の姿勢に注意するのが、一番の対策です。 仕事に夢中になっている時には、少しでも正しい姿勢を維持しやすいような椅子にするのも、効果的な対策です。 さらに、デスクワークの合間に、首の負担を緩和するストレッチを取り入れてみるといいでしょう。
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