寝違えて首が動かない時には、何となく思い付いた治し方を試してしまうかも知れません。 しかし、その治し方で、本当に寝違いは治るのでしょうか。 むしろ、首の痛みが酷くなったと言う人もいるのではないでしょうか。 寝違えの治し方には、実はやってはいけない治し方もありますので、十分に注意が必要です。 寝違えは首を動かそうとしても駄目! 「寝違えの治し方として、痛みを我慢して首を動かそうとすることは避けられない。」 こんなふうに思っている人はいませんか。 そもそも、寝違いは筋肉が過度に緊張することで、首周辺の筋肉の動きに支障が出てしまうものなのです。 ですので、無理に動かそうとすると、筋肉の緊張を悪化させて、寝違いによる痛みを酷くしてしまうことがあります。 首から離れた場所から動かすのが良い! 首の筋肉をストレッチするのが、寝違いの効果的な治し方だと思っている人は多いのではないでしょうか。 確かに、寝違いでは首の筋肉が過度な緊張で硬くなっていますが、首を無理に動かしても痛いだけです。 それほど痛みを感じない、首から離れた場所から動かしてみましょう。 首から離れた場所であれば患部にダメージを与える危険性もなく、リラックスしてケアすることができます。 肩をすくめて寝違いを治す! 寝違いの治し方の一つに、肩をすくめる方法があります。 まずは、両腕は脱力状態にして、両肩を真上に引き上げてください。 この時、無意識に腕以外の部分に力が入ってしまうことがありますが、肩以外の部分は意識的に力を抜きましょう。 そして、上げた肩を真下にゆっくりと下ろしていきます。 このエクササイズを15回以上繰り返してみましょう。 寝違いに効果的なセルフケア動画 寝違えた首・肩・背中の治し方 セルフストレッチ 寝違えた首の痛みを解消する!!簡単ストレッチ つらい寝違えに効くツボ(手の甲にある落枕) まとめ 「寝違いの治し方と言えば、首の体操やストレッチ。」と、寝違いを治すために、決して無理をする必要はありません。 痛みを感じる首こそ無理に動かせば、筋肉の過度な緊張による痛みを悪化させることにもなりかねません。 首から離れた場所を動かすことで、痛みを感じることなく首のケアをすることもできるのです。 肩をすくめる治し方、腕を後ろに引く治し方は、自宅以外の場所でも実践しやすいですので、寝違いに困った時はぜひ試してみてください。
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