こんにちは。サロン結香の矢澤です。 いよいよ2015年も最後の1ヶ月になりましたね。 師走と呼ばれる12月は、忘年会やイベント事も多く、外食やお酒を召し上がる機会も多くなるのではないでしょうか。 そして、朝おきると・・・ 「あれれ? なんだか最近、寝てもむくみがとれてなーい!!」 このような経験ありませんでしょうか? 今回は、そのような女性にむけて「むくみ」にちなんだ食の養生をお伝えいたします。 まずは、体質をチェックしてみよう 「え! 私、むくんでいたんですか?」 先日、カラダのダルさにお悩みのお客様と、このような会話をしていました。 カラダの疲れが慢性的になると、疲れていることに気がつかないことってありますよね。 なんとなくダルイとか、気がついたら、ブーツがキツくて履けなくなっていた・・こんな風に、カラダは、疲れのサインをだしています。 そのサインの一つとして、むくみがちな時は、舌にもサインが現れるのを、ご存知でしょうか? これは、舌診といって、漢方では体質を見極める一つの方法として使われています。 では、ここでご一緒に舌のチェックをしてみましょう。 自然光があたる明るい場所で、鏡にむかって舌をべーとだしてみてください。 舌の色、厚さ、大きさ、舌の苔の状態。 そして、舌のサイドに歯型はついていませんか? 実は、カラダがむくみがちな時は、舌のサイドに歯型がついたり、舌苔がなくツルンとしていたり 普段より、ポテっとした大きさになっています。 いかがですか? むくみは、洋服を着た感じや、靴の履き心地で気がつくこともありますが 舌の状態でも、わかることがあります。 なんだか、カラダが重いなーと感じる時は、ぜひ舌もチェックしてみてくださいね。 冬にむくみがでやすい要因とは? この時期にむくみがでやすい要因として、気候による「寒さ」の影響があります。 例えば、真冬の早朝って、空気がキンキンに冷えていて、肩にグーっと力がはいり 指先がかじかんできますよね。 まさしく、寒さはカラダを冷し、流れをとめ、筋肉を縮こませる。 それに、尿を排出する腎臓は寒さの影響をうけやすく、尿の回数がふえたり、また逆にむくみがもやすかったりします。 そして、イベントが多く暴飲暴食が続くと、胃腸も疲れやすく、内臓の機能低下に。 むくみがちな時は、利尿作用があるサプリやお茶を取り入れるもの一つですが、胃腸を休めたり、湯船でカラダを温めて、汗として発汗させることも、むくみのケアや予防に繋がります。 むくみ解消お助け食材 さて、ここからは食の養生のお話です。 お助け食材の、まず一つ目は「カリウム」を含む食材です。 外食が続く時や、加工食品中心の食生活で気になるのが、塩分の量です。 塩分の過剰摂取は、むくみに繋がりますので、塩分排出に関わるカリウムを とりいれてみましょう。 カリウムを含む食材 ・さつまいも ・納豆 ・ひじき ・バナナ ・キウイ 二つ目は、「お豆」です。 黒豆は、巡りや水分代謝をよくしてくれる食材です。 あずきも、利尿作用がたかく、どちらも私達日本人には、馴染みの深い食材ですね。 むくみ改善あさごはん ・なずな、葱のお粥 ・南瓜、小豆のいとこ煮 ・春菊サラダ ・はとむぎ茶 利尿作用がある、小豆やはとむぎ。 南瓜は、カラダを温め気を補い、春菊や葱はカラダの巡りを良くしてくれます。 胃腸が疲れ気味で、むくみがでやすい時は、主食にお粥をとりいれてましょう。 消化にも優しくカラダもポカポカ温まりますよ。 さいごに いかがでしたでしょうか? むくみは、カラダの疲れや生活習慣だけでなく、季節の影響も関係します。 胃腸の疲れは、むくみや気力不足にも繋がります。外食が続く時は、胃腸と相談しながらむくみ解消お助け食材が含まれるメニューを選んでみてくださいね。 むくみでカラダが重くなる前に、むくみにくいカラダ作りをしませんか? 筆者プロフィール 矢澤ともみ サロン結香~yuika~セラピスト 東京出身。医療の仕事に携さわる中、健康や予防医学に興味をもつ。 自身の体の不調をきっかけにリンパドレナージュに出会いセラピストの道を志す。 その後、神楽坂に女性のためのリンパドレナージュ&腸セラピー サロン結香をオープン。 現在は、「女性のウエル・エイジング」をコンセプトに掲げ、サロンケアの他、食事でキレイになるホームケアを伝えている。
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矢澤ともみ
サロン結香~yuika~セラピスト
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