顔がカサカサしたり、手足の指がガサガサしたりなどの肌荒れの原因は、食生活にあるものだと思われがちです。 確かに、食生活が原因で肌荒れになることもあるのですが、実は内臓の不調が原因であることもあるのです。 では、肌荒れの原因について見ていきましょう。 油分や糖分の摂り過ぎが肌荒れの原因 肌荒れの原因でもっとも多いのが、栄養バランスの崩れた食生活です。 例えば、インスタント食品では、美肌に効果的なビタミンが摂取できない上に、油分の過剰摂取に繋がりやすいものです。 しかも、インスタント食品の油分は、時間とともに酸化して肌荒れを引き起こすことがあります。 また、糖分の多いお菓子も肌荒れの原因になりやすく、特に夜に摂取すると体内に吸収されやすくなりますので注意が必要です。 乳製品や刺激物の摂取も肌荒れの原因になる! 牛乳やヨーグルトなどの乳製品にはカルシウムが多く含まれていて、体にいいという印象がある食品かと思います。 しかし、私たちに日本人の体は、乳製品をスムーズに分解しにくくなっているため、肌荒れの原因になることがあります。 それから、刺激物の中でも唐辛子の辛み成分であるカプサイシンは、胃の不調とともに肌荒れを引き起こすことがあります。 カフェインは利尿作用で体内の必要な水分まで奪って、肌荒れを引き起こすことがあります。 消化器官への負担が肌荒れを引き起こすことも! 保湿ケアを徹底しても肌荒れが改善しない場合には、内臓の不調に原因があることが考えられます。 やけ食いをすると、たくさんの食べ物を消化するために、消化器官が頑張って働こうとします。 それで、消化器官に負担がかかりすぎて、肌に栄養が供給できず肌荒れが起こってしまうことがあります。 消化器官の不調の中でも特に肝臓は、胃とは違って自然治癒しにくいため注意が必要です。 ホルモンバランスの乱れも肌荒れの原因 肌荒れの原因には、ホルモンバランスの乱れが関係していることもあります。 女性ホルモンの中でもエストロゲンは、潤いと艶のある美肌へと導いてくれるホルモンです。 生理前に増えるプロゲステロンは、肌のバランスを崩しやすい女性ホルモンです。 女性ホルモンのバランスが乱れると、エストロゲンの分泌が少なくなって、肌の乾燥や肌荒れが起こりやすくなります。 まとめ 長い間肌荒れに悩まされている人は、まずは食生活に原因があると思った方が良いでしょう。 やけ食いだけではなく、油分や糖分の多いもの、乳製品や刺激物の過剰摂取は、消化器官への負担になります。 また、女性の場合は生理によってホルモンバランスが変化しやすく、特に生理前は注意が必要です。
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