冷え性に悩まされている人の中には、シャワーのみのお風呂だと言う人も多いのではないでしょうか。 しかし、シャワーのみのお風呂は一時的には温まったように感じても、入浴後にすぐに体が冷えてしまうものです。 冷え性を解消するためには、やはり湯船にゆったりと浸かってリラックスするお風呂が効果的です。 では、体が温まりやすく冷え性に十分な効果が期待できる、お風呂の入り方について見ていきましょう。 40℃前後のぬるま湯で全身浴 「長風呂は割と平気な方だ。」と言う人は、ぬるま湯で全身浴をするのも気分良くなれそうです。 秋や冬などの体の冷えやすい季節は、お風呂の温度は40℃前後に設定しておくのが良いでしょう。 体を芯から温めて冷え性を解消するには、15分~20分くらい湯船に浸かっているのが効果的です。 お風呂から出るのが早すぎたり、遅すぎたりしないよう、防水用の時計を用意しておくと便利です。 長湯が苦手な人は半身浴がお勧め! 冷え性を改善するためと言えども、長くお湯につかっているのが苦手な場合には、少しでも体に負担の少ないお風呂にするのが良いでしょう。 そこで、おすすめなのが、みぞおちから下を湯船に浸かる半身浴です。 最初の5分は全身浴にして、15分間は体を浮かせたり起こしたりし、下に台をおき座るなどして半身浴にします。 そうすれば、長時間湯船に浸かりやすくなるはずです。 水圧を感じると血行促進、浮力を感じるとリラックス効果が期待できる! ゆったりとお風呂で過ごしていると感じられる力と言えば、水圧や浮力があります。 水圧を体で感じると、手足などの末端の血液を心臓に向かって押し上げて血行が良くなり、冷え性を改善する効果が期待できます。 また、浮力を体で感じると、筋肉の緊張を緩んでリラックス効果が期待できます。 好きなアロマや入浴剤を使ってみるのも、心地良いお風呂タイムになりそうです。 温泉やスパに出掛けると、より高い効果が期待できる! 家庭のお風呂での温め効果には限界がありますので、たまには温泉やスパに出掛けてみるのも良いでしょう。 温泉やスパのような深い浴槽があれば、十分に水圧と浮力を感じることができます。 脳の過度な興奮を抑えて、α波によるリラックス効果も期待できるでしょう。 まとめ お風呂で冷え性を改善するには、全身浴や半身浴などで十分に時間をかけて、体の芯からしっかりと温める必要があります。 家庭のお風呂に加えて、たまには温泉やスパに出掛けてみるのも良いでしょう。 お風呂に入った後に、靴下なしでも温かさが長時間続き、寝付きが良くなっていれば、効果が実感できたことになります。 ぜひ試してみてくださいね。
745
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします