毎月の生理の度に、生理痛と頭痛の症状に悩まされている人は多いのではないでしょうか。 中には生理中に限らず、生理前から生理痛や頭痛に悩まされている人も多いでしょう。 いずれにしても、生理痛と頭痛が同時に起こると言うことは、きっとどちらも関係のある症状なのかな・・・と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか? 生理痛と頭痛の効果的な対処法はあるのかみていきましょう。 頭痛もホルモンバランスの変化で起こる生理痛の一種! 生理痛と頭痛は無関係だと考えている人も多いのですが、実は生理周期の中で起こる症状であるケースもあります。 女性ホルモンのエストロゲンの分泌は排卵までの間に増加して、排卵日を迎えると急激に減少します。 すると、血管を緊張させる脳内物質であるセロトニンの分泌も減少して、脳の血管が拡張して偏頭痛が起こりやすくなるのです。 生理痛と一緒に起こる頭痛は脈打つかのような痛みで、動くと余計に痛みを感じることが多い傾向にあります。 ストレスは生理痛と頭痛を悪化させる原因に! 生理痛や頭痛の症状がある時には、ストレスになる活動はできるだけ避けるといいでしょう。 と言うのは、生理痛や頭痛などの生理による体の不調は、ストレスが原因になっていることもあるからです。 過度なストレスは体を緊張状態にして、ちょっとしたホルモンバランスの変化にも敏感に反応しやすい体にしてしまいます。 頭の筋肉を緊張させて血行を悪くしないためにも、毎日僅かでもリラックスできる時間を作りましょう。 アロマテラピーでストレスを緩和するのが効果的! ストレスによる生理痛や頭痛に悩まされている場合に、アロマテラピーで緩和されるケースもあります。 アロマテラピーの優しく心地良い香りは、脳に直接作用してくれるのです。 そして、脳だけではなく体の緊張を和らげて、頭痛と同時にストレスを落ち着かせてくれます。 血行を良くする効果も期待できますので、生理の時の体の冷えが辛いときなどに試してみるといいでしょう。 一時的に痛みを止めるなら、市販薬も便利! 「酷い生理痛と頭痛に悩まされていて、とにかくすぐにでも何とかしたい。」 こんな時には、市販薬で対処するのも良いでしょう。 ただ、市販薬の中には、癖になりやすいもの、使用していない時に痛みを誘発するもの、副作用のあるものなどもあります。 あくまでも一時的な対処として使用し、十分な休息や栄養バランス、ストレス解消などの根本的な対策も別に行いましょう。 また、薬は一時的に痛みを抑える効果があっても根本的に頭痛や生理痛を治してくれるものではありません。 症状がひどいときには抑え込まず、根本的な改善を目指してみるのはいかがでしょうか? 整体や鍼灸など治療院で改善するケースもありますので、一度相談してみるのもいいでしょう。 まとめ 生理痛も頭痛も生理周期によるホルモンバランスの変化で起こるもので、仕方がないものです。 とは言え、辛い症状で市販薬に頼りたくなる人も多いでしょう。 ただ、市販薬はあくまでも一時的な対処にしかなりませんので、できるだけ薬に頼らないストレス対策、痛み対策を見付けましょう。 整体や鍼灸など治療院で根本治療を目指してみるのもいいかもしれません。
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