寒い時期に常に手足が冷えた状態になる冷え性には、様々な原因が潜んでいます。 ですので、冷え性を確実に対策するためには、自分の冷え性の原因を正しく把握する必要があります。 では、冷え性には、一体どのような原因があるのでしょうか。 冷え性の原因には様々ありますが、今回は4つを取り上げ紹介します。 自律神経のバランスの乱れが冷え性の原因! 冷え性の原因の一つとしてまず挙げられるのが、自律神経のバランスの乱れです。 自律神経は体温調整に関係する神経なのですが、生活リズムの乱れやストレスなどでバランスが崩れることがあります。 それから、エアコンが効きすぎて部屋の温度が下がりすぎると、部屋の中と外とで温度差が大きくなってしまいます。 それで、自律神経のバランスが乱れることもあり、夏の暑い時期だからと言って油断は禁物です。 エアコンの温度はできるだけ外と温度差が無いようにして、エアコンの温度を設定できない場合には上着や膝掛けを活用しましょう。 女性ホルモンのバランスの乱れにも原因が! 自律神経は、ホルモンの分泌にも関係している神経です。 女性ホルモンのバランスの乱れが自律神経のバランスを乱し、冷え性の原因となることもあります。 女性ホルモンのバランスは更年期に乱れることもありますが、若い人でも生活習慣の乱れやストレスなどで乱れることもあります。 女性ホルモンのバランスが乱れると、血液の流れが悪くなって体が冷えやすくなります。 運動不足による筋力不足も原因! 「運動する習慣がない。」とか「どこに行くにも車をよく使う。」と言う人は、運動不足で筋力が衰えている可能性があります。 筋肉には熱を発生させたり、血液の流れを良くしたりなどの働きがあります。 ですので、筋力が不足すると熱を発生させにくく、血液の流れも滞りやすくなり、冷え性の原因になります。 ただでさえ、女性は男性よりも筋肉が少なく、適度な運動で筋肉を維持することが大切です。 皮膚感覚のバランスの乱れも、冷え性を引き起こす! 冷え性の原因には、皮膚感覚のバランスの乱れが関係していることもあります。 窮屈な衣類や靴などを着用していると、体を締め付けて血行が滞りやすくなります。 そして、本来であれば寒い時に「寒い」と感じるはずの皮膚感覚が麻痺して、正常に寒さを感知できなくなってしまいます。 皮膚感覚が狂えば、当然体温を調整しようとして発する指令が起こらず、体が温まりにくくなります。 まとめ 冷え性の原因には、自律神経や女性ホルモンのバランスの乱れ、筋力不足、皮膚感覚の麻痺などが挙げられます。 これらのうちのどの原因に当てはまるのかで、冷え性対策は変わってきます。 まずは、自分の冷え性の原因を知って、自分に合った方法で冷え性を改善しましょう。
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