妊娠中は様々な不調を抱えやすいものですが、薬を安易に飲むこともできず、辛い状態で日々を送っている方は多いのではないでしょうか。 どうにか体調を良くしたい!でも「マタニティ整体」と聞いてもなんだかよくわからず実際に受けることができないでいる、 そんな方にマタニティ整体で効果を期待できる4つのことについてご紹介していきます。 1.妊娠中毒症の予防 妊娠中は全身の筋肉の柔軟性が失われて血管が狭くなり、血行不良になりやすいものです。 そのため、血圧が上がりやすくなって、妊娠高血圧を発症する人もいます。 むくみの症状が出る人もいます。 また、背骨の歪みが原因で腎臓が圧迫されて、尿たんぱくが出やすくなることがあります。 マタニティ整体で骨格を整えて筋肉を柔軟にすると、妊娠中毒症を予防、改善する効果を期待することができます。 2.関節や骨の痛みの軽減 妊娠週数を重ねると、お腹の中の赤ちゃんが大きく成長することから、様々な関節や骨に痛みを感じやすくなります。 例えば、恥骨痛や尾骨痛、股関節痛などが挙げられます。 マタニティ整体にはこれらの痛みに関係する骨を調整することで、痛みを改善する効果を期待することができます。 3.逆子ををなおす 「マタニティ整体に通ったら、逆子が治った。」と言う人も多いようです。 妊娠中期まではお母さんのお腹の中を回りながら動き回っている赤ちゃんも、妊娠後期になるとだんだんと頭の位置が定まってきます。 ただ、骨盤の歪みがあると骨盤が広がりにくく、赤ちゃんの頭が下に行かずに逆子になってしまうことがあります。 整体で逆子の人向けのコースが用意されていることもありますので、逆子が治らない不安を抱えている人は、一度は試してみると良い効果が得られるかも知れません。 4.精神的な不調の緩和 妊娠中は「マタニティブルー」と言う言葉があるように、体調不良や出産への不安で憂鬱になる人が多いものです。 そのひとつの理由としては、全身の筋肉が硬くなることで、自律神経にも影響を与えて、交感神経が興奮しやすくなること考えられます。 そのため、妊娠中に硬くなりやすい肩や背中、足などの筋肉をマタニティ整体でケアすると、副交感神経を優位に導く効果が期待できます。 副交感神経は安静時に優位に働く神経で、不安やイラつき、うつなどのマイナスの精神的症状を落ち着かせてくれます。 まとめ マタニティ整体には、主に骨格を調整したり、硬い筋肉を柔軟にするなどの効果を期待することができます。 その結果、この効果が妊娠中毒症の予防や改善、妊娠中の関節や骨の痛みの軽減、逆子の改善、精神的な不調の改善に繋がるケースもあります。 もちろん、結果には個人差があるのと個人の体調によっては治療が難しいこともありますので、必ず担当してもらっている医師に相談の上治療は受けるようにしましょう。 マタニティ生活を少しでも気分良く過ごすためには、マタニティ整体で悩みの改善を考えてみても良いかも知れません。 マタニティ整体に関することについてお知りになりたい方は、NPO法人日本マタニティ整体協会代表理事である山田先生のコラムがおすすめですh>>山田 守寿先生のコラムはこちら
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