酷い生理痛は骨盤の歪みに原因があることも多く、骨盤矯正には生理痛を改善する効果も期待できます。 「生理痛を感じる時には、子宮周りを温めるのが良い。」とよく言います。 しかし、場合によっては、温めるよりも骨盤矯正のエクササイズに取り組む方が、高い効果が実感できることもあります。 では、毎月のように生理痛に悩まされている女子に、お勧めのエクササイズをご紹介しましょう。 骨盤の歪みをセルフチェック! まずは、生理痛を改善するための骨盤矯正を行う前に、骨盤の歪みをセルフチェックしてみましょう。 目を閉じて片足で立って、10秒キープしてください。 ここで10秒キープすることができれば、骨盤の歪みはほとんどありません。 逆に、10秒キープすることができなければ、骨盤の歪みがあることになります。 骨盤の歪みは子宮の不調を引き起こしやすい! 骨盤は子宮の周辺に位置しており、骨盤の歪みが生じると、生理痛に限らず、卵管の歪みによる排卵痛も起こりやすくなります。 さらに、内臓が圧迫されて、お腹で痛みを感じることもあります。 痛みだけではなく、子宮の不調が起こることもありますので注意が必要です。 寝ながら足上げがお勧め! 生理痛がある時は、体を動かす気になれないと言う人が多いのではないでしょうか。 こんな時には、寝ながらできて、体の負担の少ない骨盤矯正エクササイズを実践してみるのが良いでしょう。 まずは、仰向けに寝て、両手は骨盤の下に置きます。 次に、両膝を直角に曲げて、両足を上げて15秒維持します。 今度は、そのまま首も上げて、5秒間維持します。 このエクササイズは、1日3セット行うと良いでしょう。 寝ながら骨盤回しもお勧め! 骨盤回しは、人気の骨盤矯正のエクササイズの一つです。 生理痛がある時には、寝ながら骨盤回しを行うと体に負担がかかりにくくてお勧めです。 やり方としては、まずは手を頭の上で組んで、両足を真っ直ぐ伸ばして天井に指先を向けた状態で、仰向けに寝ます。 そして、右膝を胸に寄せて、体の右側の床に付くか付かないかの場所に、足を倒してください。 今度は、床に付くか付かないかの場所で、右脚で大きく円を描くように回して、右膝を少しずつ伸ばして左脚の横に置きます。 それから、もう一度右膝を曲げて左脚の上を通過して、右の太ももが左脚と垂直に交わったら、右膝を胸の前に戻します。 このような要領で、左右各5回ずつ骨盤回しを行いましょう。 まとめ 「生理痛は骨盤の歪みのせいかも!」と言われても、なかなかピンと来ない人は多いでしょう。 こんな人は、セルフチェックで骨盤の歪みがあるかどうかを調べてみると良いでしょう。 セルフチェックで骨盤の歪みがあることが分かったら、寝ながら足上げや骨盤回しなどの骨盤矯正を実践してみましょう。
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