寝違えが起こると、首が自由に動かしにくくなる苦痛があり、できることなら予防が一番です。 寝違えは、単純に睡眠中の首への負担によって起こるものだと考えられがちです。 しかし、毎日の生活習慣も、関係していることがあります。 ですので、生活習慣に潜んでいる寝違えの原因さえ取り除くことができれば、寝違えを予防することができるケースもあります。 バランスの悪い筋肉の使い方を改善すること 寝違いの原因として、まず考えられるのが、筋肉や関節への過度な負担です。 何をするにも右の筋肉ばかり使ったり、同じ姿勢を長時間継続したりなどを日常的に繰り返していると、どうしても疲労しやすい筋肉に偏りが生じてしまいます。 実は、寝違えには、このようなバランスの悪い筋肉の使い方が、関係していることもあるのです。 寝違えを予防するためには、普段ほとんど動かさない筋肉を、短時間でも意識的に動かすことが大切です。 寝る直前の食事は控えめにすること 寝違えと食事は関係ないものだと思われがちですが、寝る直前の食事が寝違えの原因になることもあります。 睡眠中は、基本的には内臓を休ませる時間です。 にもかかわらず、寝る直前に食事をすれば、摂取した食品を消化するために、睡眠中まで内臓を働かせることになってしまいます。 睡眠中の内臓への負担は首周辺の筋肉を緊張させて、寝違えを引き起こすことがあります。 ですので、就寝の数時間前の食事を心掛けること、過食やアルコールの過剰摂取に注意することなどが、寝違えの予防に繋がります。 ストレス解消も寝違えの予防対策に! 寝違えは、ストレスの溜めすぎで体を過度に緊張させることで起こることもあります。 私たちの体は、本来リラックスした状態と緊張状態を上手く切り替えられるようになっています。 しかし、多忙な生活、緊張感の多い生活でストレスを溜めすぎると、リラックス状態と緊張状態を上手く切り替えられなくなってしまいます。 睡眠中に歯ぎしりをすることが多い場合には、首や顎周辺に大きな負担がかかって寝違えが起こることもあります。 せめて仕事以外の時間はできるだけリラックスして過ごし、寝違えを予防しましょう。 しっかりと睡眠を取って、疲労を解消することも大切! 疲労もストレスと同じように体を過度に緊張させて、寝違えを引き起こす原因になります。 毎日寝不足の状態が続けば、1日の疲労をその日のうちに解消することができず、どんどん疲労が蓄積してしまいます。 ただ、仕事で帰りが遅い場合には仕方がないですので、せめて日付が変わらないうちに就寝することを心掛けましょう。 まとめ 寝違えは、実は私たちが見落としがちな日常生活の様々なところに、原因が潜んでいることがあります。。 筋肉の使い方、食事、ストレス、疲労などの生活習慣を改善するのは、簡単なようで難しいものです。 しかし、改善しようと言う意識が全く無ければ、何度となく寝違えを繰り返す可能性は大です。 寝違えを予防するためには、「少しでも生活習慣を改善しよう!」と言う心掛けが大切です。
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