産後は体調だけではなく、肌の調子も不安定で、肌荒れを起こしやすいものです。 妊娠中に引き続き、肌が乾燥したりカサついたり、シミやそばかす、ニキビなどが増えることもあります。 では、産後の肌荒れの原因や対策法について見ていきましょう。 産後の女性ホルモンの減少が肌荒れの原因! 肌荒れの原因として一番に挙げられるのが、産後のホルモンバランスの急激な変化です。 妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが急激に増加します。 しかし、出産を終えると、これらの女性ホルモンはそれほど必要なくなり、どんどん減少していきます。 この急激なホルモンバランスの変化が、肌の不調にも関係していると考えられます。 育児による心身のストレスも肌荒れの原因! 産後と言えば、数時間置きに赤ちゃんの授乳、おむつ交換を行う必要があります。 ですので、なかなかまとまった睡眠が取れず、体が休まりません。 さらに、慣れない赤ちゃんの世話は、想像以上の精神的なストレスになることもあるでしょう。 このような状態では、当然肌荒れとして肌にも心身のストレスが現れるのも無理はありません。 産後の便秘も肌荒れを引き起こす可能性が! 産後は、ホルモンバランス、授乳、生活習慣など様々な原因から、便秘を起こす人が多いです。 便秘になると、通常であれば体外に排出されるはずの便が、長く腸内に留まります。 そして、毒素が全身に回って、肌にまで行き渡って肌荒れが起こりやすくなります。 もちろん、ホルモンバランスの変化は、仕方がありません。 ただ、こまめな水分補給、できる範囲での十分な睡眠は心掛けましょう。 保湿ケアと紫外線対策を行うこと 産後の肌荒れを予防するためには、まずは肌荒れの原因となる生活習慣を改善することが大切です。 しかし、育児中心の生活をしていると、生活習慣の改善は難しいものです。 ですので、低刺激の基礎化粧品を使って、朝と夜の入浴後の1日2回の保湿ケアを心掛けましょう。 化粧水、乳液、保湿クリームを使うのが面倒な場合には、1アイテムでこれらの機能を備えたオールインワン化粧品を使用すると良いでしょう。 それから、外に出掛ける前には、赤ちゃんにも使える低刺激のUVカット化粧品を使用して、紫外線対策を行いましょう。 まとめ 産後の肌荒れには、ホルモンバランスの変化、育児による心身のストレス、便秘などの様々な原因があります。 産後の肌荒れを予防するためには、もちろんこれらの原因を対策するのが一番です。 ただ、産後はどうしてもホルモンバランスが変化するものですし、育児中心の生活で思うように睡眠が取りにくいものです。 ですので、水分補給やできる範囲での生活の改善と同時に、保湿ケアや紫外線対策などのスキンケアを心掛けましょう。
622
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします