ストレートネックも首こりの症状の一つとして、ストレッチを試してみる人が多いでしょう。 ただ、あまりに酷い症状になると、ちょっとストレッチを行っただけでは症状が改善しないこともあるでしょう。 今回はストレートネックの改善に効果的で、仕事の合間にも実践しやすいストレッチについて見ていきましょう。 猫背対策に良い胸のストレッチ ストレートネックの改善に良いストレッチに、胸のストレッチがあります。 やり方は、左手は左の鎖骨に、右手は右の鎖骨に当てて、胸をグッと引き上げるだけです。 この時、つい腰まで釣られて引き上げたくなりますが、腰の位置は変えずに胸のみを引き上げるよう意識しましょう。 1度につき5回胸のストレッチを繰り返せば、首や肩への負担を軽減することができ、ストレートネックと同時に起こりやすい猫背対策にもなります。 首を前後に動かすストレッチ ストレートネックを改善するためには、症状の起こっている首のストレッチを行うのも効果的です。 まずは、胸のストレッチの時と同じように、鎖骨に手を当ててください。 そして、顔の位置は固定したまま、首のみを前後に平行に動かすだけです。 首を前後に動かしているうちに、だんだんと首の本来あるべき位置が分かるようになります。 ですので、1度につき5回を、毎日の仕事の合間に実践してみてください。 コリの原因になりやすい背中もストレッチ! 胸、首と来たら、やはり凝りやすい背中のストレッチも行った方が良いでしょう。 ストレートネックは首のみの症状だと思われがちですが、首の土台となる背中も関係しています。 背中のストレッチのやり方は、背もたれにもたれながら、両手を上げて背中を反らして、万歳のポーズをするだけです。 背中のストレッチも、胸や首のストレッチとセットで、1度につき5回実践してみましょう。 長時間のデスクワークで丸まりがちな背中を伸ばすことで、首の位置も正しい位置へと導く効果が期待できます。 タオル枕で寝るのも効果的! ストレートネックを改善する人気のストレッチ法に、タオル枕で寝る方法もあります。 タオル枕の作り方は、バスタオルを縦、横の順で二つ折りにし、固めにクルクル巻きます。 そして、両端を紐で縛って固定すれば、出来上がりです。 タオル枕を首に敷いて寝ると、首が頭の重みで引っ張られます。 それで、頚椎が本来の適度なカーブを描くようになって、首の矯正効果が期待できます。 初めのうちは1回につき5分を1日数回行い、慣れてきたら数分ずつ時間を伸ばして15分を1日数回できると良いでしょう。 まとめ ストレッチでストレートネックを改善したい場合には、胸、首、背中などの首に関係する部分をストレッチすることで改善するケースもあります。 胸、首、背中などのストレッチは仕事の合間にもできますので、休憩中に何度か実践してみましょう。 さらに、自宅に帰ってからは、タオル枕を使って首を矯正するためのストレッチも実践してみるといいでしょう。
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