毎月の生理のたびに、生理痛と腰痛の両方に悩まされていませんか。 腰痛が酷い人だと、体がだるくてなかなか動く気にもなれないかも知れません。 しかし、仕事も家事も育児も、腰痛だからと言ってお休みする訳にも行きません。 こんな時には、一体どのように腰痛を軽くしたら良いのでしょうか。 生理痛と腰痛は、生理による体の変化で起こるもの 生理になると生理痛と腰痛が同時に起こると言うことは、どちらも生理に関する痛みです。 もちろん、ホルモンバランスの変化も1つの原因として考えられますが、生理の時は子宮に血液が集中しやすくなり、宮以外の部分の血液は一時的に不足することで、流れが滞ることも原因として考えられます。 さらに、生理の時には一時的に骨盤が広がることで歪みやすくなり、下半身に負担がかかりやすくなります。 このような生理による様々な体の変化が、生理痛や腰痛を引き起こしていると考えられます。 子宮を中心に体を温めるよう心掛けること 生理痛と腰痛を軽くするためには、子宮を中心に腰周りも温めて血行を良くすることです。 帰宅してからであれば、ぬるま湯に浸かってゆっくり体を温めることも可能です。 ただ、これから外出しようと言う時、外出中などには、さすがに半身浴は不可能です。 ですので、必要に応じて腹巻やウエストまで覆ってくれるパンツを活用して、とにかく温かい服装を心掛けましょう。 また、腰の下辺りで肌着の上からホッカイロを当てるのでも、生理痛や腰痛が落ち着くことがあります。 温かい食べ物や飲み物で体の芯から温める 体の内側から生理痛や腰痛を対策するためには、温かい食べ物や飲みものを摂取するのが良いでしょう。 温野菜スープ、お味噌汁などの温かい汁物を食事メニューに取り入れて、汁物に唐辛子や生姜などの温め効果のあるものを加えるのも良いでしょう。 ちなみに、味噌は大豆食品ですので、大豆イソフラボンの体の巡りを良くする効果が期待できます。 食事以外の時間帯には生姜湯やココアなどを飲むのも、体を芯から温めることができます。 便秘に気を付けること 生理中は子宮が若干膨らんで、子宮周りを圧迫しやすくなります。 腸も子宮によって圧迫されることがあり、便秘による血行不良で生理痛や腰痛が酷くなることがあります。 一生懸命になかなか出てこない便を出そうとすることでも、腰に負担をかけてしまうことがあります。 生理による便秘は仕方がないのですが、少しでも便秘を軽くするために、野菜や果物などの食物繊維を積極的に摂取することを心掛けましょう。 まとめ 生理の時には、ホルモンバランスの変化、血液の流れ、骨盤の広がりなど、私たちが思っている以上に大きな体の変化があり、生理痛や腰痛が起こりやすくなります。 生理による痛みを改善するためには、体を内側からも外側からも確実に温めるのが効果的です。 もちろん、食生活に注意して、腰に負担をかけやすい便秘の対策もするといいでしょう。 以外にも、整体や鍼灸院など治療院で生理のときの腰痛が改善されるケースもありますので、一度相談してみることもおすすめします。
1478
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします