「首の痛みを和らげるのに効果的!」と言われている対策法は、実に多いものです。 しかし、1つの方法を選んで実践してみたものの、効果が実感できていないように感じる人もいるのではないでしょうか。 確かに、首の痛みを和らげるのにそれなりに期間はかかりそうですが、あまりに効果が感じられなければ不安になるでしょう。 では、今回は、首の痛みを和らげるのに効果的な対策法についてご紹介しましょう。 最初に行うべき対処法は温めるか、冷やすか! 首の痛みを和らげるために、まず最初にしたい対処法と言えば、患部を温めたり冷やしたりがあります。 基本的には、慢性的な痛みに関しては温めて、急に痛みを感じた場合には冷やします。 ただ、慢性的な痛みで温めても症状が改善しなかったり、急な痛みで冷やしても症状が改善しないこともあるかも知れません。 こんな時には、一度行った対処法とは真逆の対処法を実践してみると良いでしょう。 つまり、温めて駄目なら冷やし、冷やして駄目なら温めてみるというものです。。 急性の痛みは凍傷に注意しながら冷やす! 首の痛みの中でも急性の痛みを和らげる場合には、マッサージやストレッチ、温めなどで血行を良くするのは逆効果です。 2、3日間は患部を冷やしながら安静を心掛けるのが、基本的な対処法です。 「氷嚢やアイスパックで15~20分間冷やしたら、氷嚢を外して肌の温度が元通りになるまで落ち着かせる。」 これを何度も繰り返して、凍傷に注意しましょう。 氷嚢は、ビニール袋の中に水と氷を入れたもので十分です。 慢性的な首の痛みには、肩甲骨の上げ下げが効果的! 慢性的の首の痛みを和らげる場合には、首に負担をかける原因となっている肩甲骨を適度に動かすのが良いでしょう。 まずは、顔は若干上を向けて遠くを見るようにして、肩に力を入れて引き上げます。 そして、肩をいっぱいに上げたら、一気に脱力してください。 この動きを数回繰り返してみましょう。 肩甲骨の外側のストレッチも効果的! 慢性的な首の痛みを和らげるためには、肩甲骨の上下運動だけではなく、肩甲骨の外側のストレッチも合わせて実践してみると良いでしょう。 まずは、手を上に伸ばしながら思いっきり背伸びをして、顔はやや上を向けます。 この時、肩甲骨の外側を伸ばすよう意識して、両腕は耳の後ろに付けて若干力を入れましょう。 さらに、両肘を後ろ下に落としながら、左右の肩甲骨を内側に寄せます。 このストレッチも数回繰り返してみましょう。 まとめ 首の痛みを和らげる対策法は、急性の痛みと慢性的な痛みとで大きく異なります。 急性の痛みは冷やし、慢性的な痛みは温めるのが基本的な対処法ですが、もし効果が無ければ自分の身体の声を聞きながら、逆の対処法を試してみるといいかもしれません。 また、慢性的な首の痛みには肩甲骨の動きが関係していることもあり、肩甲骨のストレッチで症状を和らげることができる場合もあります。 こうしたセルフケアでも改善しない場合は整体や鍼灸院、接骨院などの治療院に相談することをおすすめします。
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