こんにちは! モズク治療院の新人整体師、小宮りんです。 「雪かきで腰が痛い!」 「冬になると毎日のことだから雪かきの腰痛を予防する方法はないの?」 と、冬になる度にお悩みの方はいませんか? 実は、「雪かきで腰痛を起こさないコツ」ってあるんです! 「えっ?そんな方法あるなら教えてよ!」 という方のために簡単にお伝えすると、 1. 握り方 2. 指の力の入れ方 3. 足腰の使い方 この3点です! 身体をきちんとうまく使えば腰痛を防ぐことはできるのです。 もう札幌では先月雪が降りましたね。 これから本格的に雪が降る前に、ぜひ「雪かきのコツ」を予習して、 腰痛知らずの冬を過ごしてみましょう! そして、もしこの記事を読んでいるあなたが、 「もう雪かきしてたら腰痛になっちゃったよ~」という場合もありますので、 腰痛になってしまったときの対処法も同時にお伝えしますね! 雪かきで腰痛にならないための解説動画2選! まずは、整体師さんによる雪かきのポイントの動画をご覧ください 雪かきで腰痛にならない3つのコツ 【整体師監修】 【雪かき】腰痛を予防する疲れにくい3つのコツとは? 腰痛にならないための雪かきの4つのコツ 1.小指を意識する これまで、ゴルフや野球、テニスなどをやったことがある人は、 「小指に力をぐっと入れて握りなさい!」と言われたことがあるのではないでしょうか。 こうした何かを握るスポーツでは、親指ではなく、小指に力を入れることで、肩の力を抜くことができるといわれています。 確かに、野球選手やゴルファーの人が小指からしっかり握るしぐさをするのを見たことがありますよね? 雪かきも、雪かきをする道具を持つときに小指を意識して持つことで親指に力がかかって肩の力を抜くことができます。 肩に力が入ると肩が上がって腰も自然と丸まって腰に負担がかかってしまうので、ぜひ「小指」を意識して雪かきをしてみるといいでしょう。 2.下にくる手は上から握る スコップを握るとき、右利きの多くの人は持ち手を右手で持ち、反対の左手は下の方を手のひらが上にくるようにして握っているかと思います。 でもこの握り方だと、腕や腰、肩に無駄に負担がかかってしまいます。 ですので、下に添える手は、上から握るようにしてみましょう! 3.背中が丸くならないようにおじぎする姿勢 下に積もっている雪をすくうとき、どうしても腰を丸くして曲げてしまう人が多いと思いますが、 それだと腰に大きな負担がかかってしまいます。 背中をまっすぐにしておじぎするような姿勢で下を向くように意識してみましょう。 4.膝をしっかりと曲げる 足幅を狭くして、腰を曲げて雪かきしていませんか? それでは腰に負担がかかってしまいます。 足幅はある程度開き、膝をしっかり曲げて腰をおとしてゆきをすくい、 スコップを上げるタイミングで膝を伸ばして身体全体を使って雪をかくようにしましょう。 腰痛対策におすすめ!雪かきスコップ 東北や北海道といった積雪の多い地域では、毎年冬が来る度に雪かきで頭を悩まされる事だと思います。 雪かきを毎日していたら、腰や肩を痛めてしまったという人も大勢いるでしょう。 雪も固まってくると非常に重いです。 少しでもその重さの負担を軽減するためには、使用するスコップも出来る限り軽量で丈夫な物や腰に負担のかからない物を活用するのがベストです。 そんな時にお勧めなのが、A柄アルミ合金スコップです。 通常のスコップでしたら、金属でできているのですが、これはアルミ合金を使用していて大変軽量な点が魅力的です。 スコップの形も、雪をかくのに力を込めやすいように開発されているので、是非使ってみて下さい。 他にも大量の積雪用として、吉鉄スノーダンプがお勧めです。 これは押すタイプの雪かきスコップなのですが、大量の雪を運んだり除雪するのに適しているので、効率よく雪かき作業を進めていく事が出来ます。 毎年冬が来る度に数カ月は毎日雪かきをしなければいけない環境の方にとっては、使用する道具次第でもその効率や腰への負担も大きく変わってくるので使い易い物をセレクトしていって下さい。 雪かきで腰を痛めてしまったら・・・ 雪かきは重労働です。 腰にばかり負担のかかる姿勢で重い物を運ぶといった動作の繰り返しによって、筋・筋膜性腰痛を引き起こしてしまうのです。 雪かきの腰をかがめる動作によって、脊柱起立筋と大腰筋といった筋肉に大きなダメージがかかってしまい、収縮したままで伸びにくくなって筋肉が損傷して炎症を起こしてしまうのです。 さらに雪かきは零下何度といった大変寒い中での重労働となるので、厳しい寒さによっても腰痛を招いてしまいます。 寒くなると筋肉が縮んで硬くなっていって、筋肉間を通っている皮神経が圧迫されてしまいます。 圧迫されると皮神経は損傷する事もあります。 皮神経は痛みといった伝達物質を伝える神経なので、そういった事で腰痛といった腰全体の痛みが招じてしまうのです。 ですので、雪かきの時には腰巻きをして行ったりホッカイロや温湿布をして行うと、腰痛も緩和されます。 痛くなってしまったらまずは安静にするのが一番です。 腰痛の原因が雪かきによる重労働といった風に腰痛の原因がはっきりしている場合には、薬の治療よりは腰の歪みや筋肉の硬直を改善していった方が早く回復出来ます。 痛みの原因も腰全域というよりはトリガーポイントとなる部分があるはずなので、整骨院や整体に行ってそこを集中的に治療してもらうと比較的早く回復する事が出来ます。 まとめ いかがでしたか? 積雪の多い地域では雪かきは毎日の仕事となってしまうので、一旦腰を痛めてしまったら回復する間もなくまた次の日も雪かきをしなければいけないといった風に、腰痛も慢性的なものとなってしまいがちです。 腰を痛めている状態でさらに重労働してしまうと今度は骨にまで負担がかかってきたりするので、最初にお伝えした4つのコツの通りに雪かきをしてみてくださいね。 もしそれでも腰痛がでてしまった場合、痛み止めの薬で治そうとしても一時的に症状が緩和されるだけで根本的な腰痛の原因は解消されません。 出来たら整骨院や整体などの治療院で施術してもらうことをお勧めします。 登場人物 小宮りん モズク治療院で新人整体師として頑張ってます! 整体歴2年の23歳。 骨格模型を眺めながらコーヒーを飲むのが趣味。 206個ある骨の中でも大腿骨が特に好き。 Twitterは初めてだけど、ドンドン絡んでください! 「ヘルモア」っていうサイトでコラム書いてます。 Twitterフォローはお気軽に♪。
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