生理痛が酷いと、「子宮に何らかの異常があって、不妊になりやすいのでは?」と思っている人も多いでしょう。 確かに、女性の子宮は非常に正直なもので、健康状態をよく表しています。 酷い生理痛の原因を突き止めてみたら、婦人科系の病気が潜んでいることもよくあるようです。 では、生理痛と不妊の関係性について見ていきましょう。 生理痛にはプロスタグランジンが関係している! 女性の体内には、生理前に子宮を収縮させる作用のある「プロスタグランジン」と言うホルモンが分泌されます。 子宮が収縮すると、妊娠に至らず不要になった子宮内膜が体外に排出されます。 ですので、不妊に関係なく誰もが、プロスタグランジンの引き起こす生理痛を経験するものです。 ただ、生理痛の強さには個人差があって、プロスタグランジンが多く分泌されやすい人だと、生理痛を強く感じやすくなります。 悪い生活習慣による生理痛から不妊症に発展することも! 悪い生活習慣が原因で、生理痛が酷くなることがあります。 十分な睡眠が取れていなかったり、栄養バランスが崩れていたりすると、ホルモンバランスが乱れて生理痛が酷くなることがあります。 さらに、ミニスカートやショートパンツなどの下半身を冷やしやすい服装、寒い時期の薄着なども、体が冷えやすく血行が悪くなることがあります。 もちろん、悪い生活習慣が長く続くと、酷い生理痛だけではなく、不妊症になることもあるので注意が必要です。 酷い生理痛の原因は子宮の病気にあることも! 必ずしも「酷い生理痛=不妊症」と言うことはありません。 しかし、酷い生理痛の原因を探ってみると、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症などの子宮の病気になっていることがあります。 そして、子宮の病気が、不妊の原因になっていることもあります。 と言うのは、子宮の病気にかかると、妊娠に大切な子宮内膜の成長、排卵などに障害が生じることがあるからです。 酷い生理痛で生活習慣などの原因が思い当たらなければ、子宮の病気の可能性を疑った方が良いかも知れません。 布ナプキンを使用すると生理痛が改善することも! ほとんどの人が生理の時に使用するナプキンは、紙ナプキンでしょう。 これを布ナプキンに変えるだけで、生理痛が改善することがあります。 布ナプキンは、肌に馴染みやすい上に温かく感じます。 また、通気性の良さから、臭いがこもりにくく蒸れにくいのもメリットと言えます。 もちろん、不妊症や子宮の病気などの異常があれば、布ナプキンを使用するよりも病気を先に治療しましょう。 まとめ 酷い生理痛が毎月のように続くと不妊の心配をしてしまいそうですが、必ずしも不妊で生理痛が起こっているとは限りません。 生理痛は子宮の病気以外に、「早めに生活習慣を改善した方が良い。」と言うサインである場合も考えられます。 根本的な生理痛の原因を対策しながら、布ナプキンを活用して乗り越えるのも良いかも知れませんね。 また、生理痛や不妊治療に力を入れている整体や鍼灸院などもありますので、一度相談してみるのもいいでしょう。 不妊症治療に力を入れている治療院は>>こちら 生理痛の治療に力を入れている治療院は>>こちら
2504
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします