「自分は自律神経失調症かも知れない。」と思った時は、気になって症状をチェックしたくなりませんか。 自律神経失調症のような心の病は、病院で内臓の不調を検査しても異常がなかなか見つからないものです。 自律神経失調症かどうかの診断は、簡単な質問に答えることで行われることが多いようです。 ですので、病院に出掛ける前に、セルフチェックで自律神経失調症の可能性を調べてみるのも良いでしょう。 体の不調から自律神経失調症をチェック! まずは、体の不調で自律神経失調症の可能性をチェックしてみましょう。 「耳鳴りやめまい、立ちくらみなどの症状はありませんか。」 「胸での締め付け感やざわめき、息苦しさを感じたり、心拍や脈拍数が早くなったりなどはありませんか。」 「胸焼けや食欲不振、下痢や便秘などの胃腸の不調はありませんか。」 「肩こりや腰痛、手足のだるさ、朝起きた時の疲れなどはありませんか。」 「風邪ではないが咳が出たり、喉の違和感や飲み込みづらさを感じたり、呂律が回らなかったりしませんか。」 これらの症状のうち該当するものが多く、内科系の検査でも異常が見られなければ、自律神経失調症の疑いがあります。 気候による不調や感覚の違和感も、自律神経失調症の症状かも! 自律神経失調症の可能性を調べるためには、次のような症状をチェックしてみるのも良いでしょう。 「温かい時期でも手足の冷えを感じることはありませんか。」 「顔だけとか手足だけなど、体の一部だけ汗をかくことはありませんか。」 「やたら眩しさを感じることはありませんか。」 「急に暑くなったり、寒くなったりなど、気候の変化が辛く感じることはありませんか。」 体の不調に加えて、これらのうち該当するものが多ければ、自律神経失調症の可能性があります。 自律神経失調症で起こりやすい精神的な症状もチェックしてみよう! 自律神経失調症の精神的な症状に関しては、次のような項目をチェックしてみると良いでしょう。 「怖い夢を見ることが多かったり、金縛りにあいやすい。起きている時でも、恐怖感がある。」 「たくさん寝たつもりでも、寝た感じがしない。」 「何かのきっかけで、激しい不安の発作に襲われることがある。」 このような症状に該当するものが多ければ、自律神経失調症の可能性が高いです。 自律神経失調症の発症には、性格や生活、環境が関係している! 自律神経失調症は、性格や生活、環境などによって発症することがあります。 「夜型の生活、夜更かし、不規則な生活などで、生活リズムが乱れていませんか。」 「重要な仕事や育児などで、ストレスが過剰に溜まっていませんか。」 「環境変化や気持ちの切り替え、人間関係が苦手、人の評価が気になる、神経質で責任感が強いなどに該当しませんか。」 「急な引っ越しや転勤、転職などの環境変化で、複雑な気持ちを抱えていませんか。」 このような項目をチェックして、1つでも当てはまるものがあれば、自律神経失調症が発症しやすいです。 まとめ 自律神経失調症になると、内科系の検査で異常が見つからないのに、様々な体の不調が起こります。 体に起こっている症状をチェックするだけではなく、精神的な症状もチェックしてみると、自律神経失調症の可能性が疑われることがあります。 また、自分の性格や生活、環境などからも、自分が自律神経失調症になりやすいかどうかをチェックすることができます。
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