「冷え性で常に手足が冷たい。」と言う人は、もしかしたら運動不足なのかも知れません。 運動不足による冷え性をこのまま放置すると、ますます冷え性は悪化して体調にも影響が出てしまいます。 では、体を温めるには、一体どうしたら良いのでしょうか。 運動不足だと、末端の血管で血行不良が起こりやすくなる 運動不足だと冷え性になりやすいのには、筋肉の働きが低下して血行が悪くなることが関係しています。 全身の中でも特に血液の流れが悪くなりやすいのが、手足などの末端にある細かい血管です。 血液の流れが滞ると、体内に老廃物が溜まりやすくなります。 手足の指先までしっかり温まるためには、適度な運動で血行を良くすることが大切です。 指先を動かすだけでも効果的! 「運動不足が冷え性の原因になる。」と聞くと、本格的に運動を始めようと思うかも知れません。 しかし、決して無理して本格的な運動に励む必要はありません。 手で「グー、チョキ、パー」を繰り返してみるだけでも、十分指先の血行を良くすることが可能です。 足に関しては、指を上げたり下げたりするだけでも大丈夫です。 手足の指を動かすのは、通勤時間でも仕事の合間でも、時間を見付けては何度も実践してみてください。 本格的な運動を始めるなら、ウォーキングがお勧め! 冷え性対策で本格的な運動を始めようと思ったら、ウォーキングを実践してみると良いでしょう。 ウォーキングは、運動不足の人でも無理なく実践しやすい運動です。 初めのうちは歩くだけでも良いのですが、慣れてきたら胸を張って背筋を伸ばし、お尻をキュッと引き上げながら歩きましょう。 そして、肘を軽く曲げて大きく振り、歩幅を通常よりも若干広めに取ると、より体が温まります。 腹筋でお腹を温めるのも効果的! 運動不足で冷え性の場合には、手足だけを温めるだけではなく、お腹を中心に温めるのが効果的です。 お腹は内臓が集中している部分なのですが、内臓が冷えていると、内臓を温めようと血液がお腹に集まりやすくなります。 それで、手足などの末端には血液が行き渡りにくく、冷えやすくなってしまうのです。 お腹を温めるためには、腹巻などを活用する他、腹筋を鍛えるのもお勧めです。 まとめ 運動不足で筋肉が衰えると、全身の血行が悪くなって体内に老廃物が溜まりやすく、冷え性になりやすくなります。 冷え性を改善するためには、手足の指先を動かしたり、ウォーキングで全身運動をしたりするのが効果的です。 内臓が冷えた時に血液が集中しやすいお腹を温めるために、腹筋を行うのも冷え性対策に十分な効果が期待できます。 ですので、時間のある時はウォーキングや腹筋を、時間の無い時は手足の指先を動かしてみると良いでしょう。
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