「首の痛みと頭痛が同時に起こるのは、危険な病気?」と不安になる方はいませんか。 しかし、現代人には、首の痛みと頭痛を同時に発症することは多いようです。 もちろん、現代人に多いからと言って、安心は禁物です。 中には、命の危険性がある病気が隠れていることもありますし、そうでなくとも不快な症状は一刻も早く改善した方が良いでしょう。 ストレートネックでも首の痛み、頭痛が起こることがある! 最近になって、「ストレートネック」と言う言葉を耳にすることが多くなったでしょう。 ストレートネックは、パソコンやスマホ、携帯などの画面を見る時に、頭が首よりも前に真っ直ぐ出てしまう症状です。 「ストレートネックで首が真っ直ぐなら良いのでは?」と考える人もいますが、本来首には適度なカーブがあるものです。 首の適度なカーブが失われると、首が前傾して首よりも上の部分に負担がかかるため、首の痛みや頭痛が起こることがあります。 緊張型頭痛で首の痛みが現れることも! ストレートネックでは首の症状がメインですが、頭痛がメインで首の痛みが起こることもあります。 頭痛の中でもき緊張型頭痛は、肩こりや首こりなどと同じようなもので、コリによる頭痛です。 緊張型頭痛は、長時間の同じ姿勢、疲労、ストレスなどで筋肉が凝って硬くなり、血行が悪くなることで起こります。 頭を圧迫するかのような頭痛が特徴で、痛みの度合いには個人差があります。 首の痛みと頭痛には、くも膜下出血の可能性も! ストレートネックや緊張型頭痛のようなコリによる首の痛みや頭痛であれば、それほど心配する必要はありません。 姿勢に気を付けることで、改善するケースが多くあります。 しかし、首の痛みと頭痛が起こる原因には、くも膜下出血のような命の危険性のある病気が潜んでいることもあります。 くも膜下出血の場合には、ある時突然激しい頭痛や嘔吐、首筋の後ろの痺れるような激痛が起こり、場合によっては命を落とすこともあります。 突然の激しい症状に関しては放置せず、気付いた時点ですぐに適切な対処を行うことが大切です。 画面を目の高さに合わせることが、ストレートネックや緊張型頭痛の対策! 日常的な姿勢に原因のあるストレートネックや緊張型頭痛の首の痛みや頭痛であれば、心掛け次第で改善することが可能です。 パソコンやスマホ、携帯などを操作している時、ついつい画面に合わせてうつむき加減になってしまう人は多いでしょう。 ですので、画面の位置を目の高さに合わせて背筋を伸ばし、頭が首よりも前に出ないように意識すると良いでしょう。 仕事以外の時間はパソコンやスマホ、携帯などの使用時間を減らして、できるだけ目を休める時間にすることも、首の痛みや頭痛の対策になります。 まとめ 首の痛みと頭痛が同時に起こることは、ストレートネックや緊張型頭痛など現代人にはよくありがちです。 しかし、これ以上不快な症状に発展する前に、パソコンやスマホ、携帯などを操作している時の姿勢、操作時間などには注意した方が良いでしょう。 また、首の痛みや頭痛が同時に起こる原因には、くも膜下出血のような命の危険性に関わる病気が潜んでいることもあります。 特に今までにない激痛、突然の症状などを感じた場合には、早めに適切な対処をしましょう。
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