親がO脚で自分もO脚の場合、原因は遺伝にあるのだと思っている人も多いのではないでしょうか。 しかし、O脚の本当の原因は遺伝ではなく、日常生活に潜んでいることが多いといわれています。 では、日常生活のどういうところに、O脚の原因があるのでしょうか。 親と同じことをすれば、O脚になる 「親がO脚だから、自分もO脚なのだ。」と、自分のO脚の原因が親からの遺伝にあるのだと思っていませんか。 確かに骨格は遺伝により似るので、親がO脚だと子どももO脚になりやすい傾向にはあると思いますが、O脚そのものが遺伝することはなく、日常生活の様々な癖による骨格の歪みが原因だと考えられているようです、 自分も親もO脚だと言う人は、生まれた時から一緒に生活している間に、親の歩き方や姿勢などを知らず知らずに真似していたり、骨格が似ているが故に同じような身体の使い方をし、その結果O脚になってしまうのだと考えられます。 筋肉を動かさないことも、O脚の原因! 長時間同じ姿勢を続けていると、筋肉が凝って硬くなり、疲れを感じることはありませんか。 全身を動かさないでいる時ばかりではなく、体の一部しか動かしていない場合にも、使われる筋肉に偏りが出て筋肉が硬くなります。 利き手ばかりで荷物を持ったり、自転車をこいで足ばかりを使ったりする場合にも、筋肉のバランスが悪くなります。 実は、一部の筋肉ばかりを使って、使わない筋肉が生じることも、O脚の原因になります。 お尻が下がると、膝の骨が太ももの筋肉に引っ張られる O脚の原因として、立っている時にお尻が下がりがちなことも挙げられます。 特に立っている時に太ももの筋肉が硬く感じる場合には、この硬くなった筋肉がO脚を引き起こしているのだと考えられるようです。 と言うのは、お尻が下がると、後ろに偏る重心を支えようと、立っている間ずっと脚の筋肉に力が入りやすくなります。 それで、膝の骨が、硬くなった太ももの筋肉に引っ張られて、外側方向に広がりやすくなるのです。 みぞおちの筋肉を使わずに歩くことも、O脚の原因! O脚の原因は脚ばかりにあるものだと思っている人もいるでしょうが、実はみぞおちにも原因が潜んでいます。 歩く時は、本当であれば、太ももと同時にみぞおちの筋肉も使われているはずです。 しかし、正しい歩き方ができていないと、太ももの筋肉ばかりが使われて、みぞおちの筋肉が使われずに低下してしまいます。 すると、必要以上に太ももの筋肉が使われて硬くなり、膝の骨を外側に引っ張ってしまうのです。 まとめ 遺伝だと思われてきたO脚の原因は、実は親の歩き方や姿勢を受け継いだことにあるのかも知れません。 筋肉の使い方のバランスが悪かったり、お尻が下がった立ち姿勢、みぞおちを使わない歩き方などが、主なO脚の原因だと考えられます。 O脚を改善するためには、適度に全身の筋肉を動かすこと、正しい立ち姿勢、みぞおちを使って歩くことなどを心掛ける必要があります。
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