現代人には、ストレートネックによる頭痛を訴えている人が多いものです。 ただ、ストレートネックによる頭痛は激痛ではないため、放置して治そうとしないかも知れません。 しかし、ストレートネックを放置すると、そのうち大変な症状に発展してしまうこともあるようです。 では、ストレートネックの危険性について見ていきましょう。 定期的にセルフチェックをして、早めにストレートネックに気付こう! ストレートネックは日常的な習慣に原因が潜んでいますので、できるだけ早いうちに気付いて、原因となる習慣を改善するのが一番です。 特にデスクワークの人、パソコンやスマホの使用時間が長い人などは、定期的にセルフチェックを心掛けると良いでしょう。 「座っている時に、肩や首がだんだんと疲れてきたり、頭を圧迫するような頭痛を感じることがある。」 「首を後ろに倒した時に、痛みを感じる。」 「鏡を見ると、首が左右どちらかに傾いていたり、腕の長さや肩の高さが異なる。」 このような項目が当てはまれば、ストレートネックである可能性が疑われます。 ストレートネックには、首の痛み以外の症状も! ストレートネックの症状と言えば、首の痛みや慢性的なコリだけだと思っている人も多いでしょう。 実は、「最近気になっている頭痛が、ストレートネックのせいだった。」と言うこともよくあることです。 首の痛みや頭痛の他には、めまいや吐き気などの症状が起こることもあります。 もっと酷い場合には、手足の痛みや痺れを感じる人もいます。 ストレートネックを放置しておくと、日常生活に支障が出ることも! ストレートネックによる頭痛は、現代人であれば当たり前のように思われがちです。 しかし、ストレートネックをこのまま放置しておくと、どんどん首への負担は大きくなっていきます。 そして、首を稼働する役割を果たす椎間板の柔軟性、弾力性は失われてしまいます。 頚椎椎間板症や頚椎椎間板ヘルニアなどによる手の痺れ、椎骨の変形による手足の運動障害や腸の障害などが起こることもあります。 両手を上げて上半身を反らすエクササイズが効果的! 頭痛を感じるほどのストレートネックになった時には、首の緊張を解すエクササイズを習慣にしてみると良いでしょう。 具体的なやり方としては、椅子に座った状態で良いですので、まずは両腕を真っ直ぐ上に上げてください。 そして、ゆっくりと息を吐きながら、上半身と一緒に上げた両腕を後ろに反らします。 このエクササイズを5回繰り返してみましょう。 椅子の腰の部分にクッションやタオルを挟むと、より心地良くエクササイズを実践しやすいです。 まとめ 頭痛が酷くなってから、ストレートネックに気付く人も多いです。 しかし、ストレートネックは日常的な習慣によって起こるもので、知らず知らずのうちに症状が悪化することがあります。 症状が酷くなると、首のコリや頭痛だけでは済まず、手足の痺れ、運動障害、腸の障害などで日常生活に支障が出てしまうこともあります。 ストレートネックの悪化を防ぐためには、首の緊張を解すエクササイズを取り入れるのがお勧めです。
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