花粉症なのに、風邪のようにだるいと感じることはありませんか。 実は、だるくなるのは、花粉症の特徴的な症状の一つなのです。 しかし、風邪のだるさはすぐに治まっても、花粉症のだるさはシーズンの間ずっと続きます。 では、花粉症によるだるさから抜け出すには、一体どうしたら良いのでしょうか。 温めたタオルで血行を良くする 花粉症でだるいと感じるのは、自律神経の乱れに原因が考えられます。 ですので、首や肩などのコリを感じやすい場所を温めて、全体の血行を整えるのが効果的です。 水で濡らしたタオルを電子レンジで温めてビニール袋に入れ、首や肩に乗せるだけで首や肩を温めることができます。 さらに、タオルを当てながら、首や肩を軽く揉み解すのも良いでしょう。 クエン酸を摂取して疲労物質の分解を促す 花粉症でだるいと感じた時には、疲労を解消してくれる食べ物で体内からケアをするのも効果的です。 レモンやミカンなどの柑橘系の果物や梅干しなどに含まれているクエン酸には、疲労物質の乳酸を分解する作用があります。 果物のならそのままの状態でも食べられますし、苦手なら肉料理にレモン汁を加えるのも良いでしょう。 あるいは、梅干しはおにぎりの具にしても良いですし、弁当のご飯に乗せるのもお勧めです。 十分な睡眠を取って体を休める 花粉症のだるい症状は免疫力の低下によって起こりやすくなりますので、疲労を溜め続けるのは良くありません。 1日の疲労はできるだけその日のうちに取れるように、毎日十分な睡眠を心掛けましょう。 ただ、寝ようと思っても、なかなか寝付けないこともあるでしょう。 こんな時には、生姜湯やココアなどの飲み物を飲んだり、湯船に浸かったりして体を温めるのが効果的です。 電気毛布や湯たんぽ、エアコンなども、有効に活用して寝室を心地良い状態にしておくことも大切です。 糖分や脂肪分の過剰摂取は免疫力の低下に! 睡眠不足だけではなく、栄養不足でも免疫力が低下しやすく、花粉症のだるい症状が出やすくなります。 花粉症のだるさに悩まされている人の中には、習慣のように糖分や脂肪分を過剰摂取している人も多いのではないでしょうか。 糖分や脂肪分は免疫力を低下させる栄養ですので、適度な摂取に止めておきましょう。 また、コーヒーやアルコールなども、免疫力を低下させる原因になるため、過剰摂取に注意しましょう。 まとめ 花粉症でだるいと感じた時は、免疫力を低下させる生活習慣や食生活を改める必要があります。 生活リズムに気を付けながら十分な睡眠を取り、食事では糖分や脂肪分、コーヒー、アルコールなどの過剰摂取は止めましょう。 だるさを改善するためには、首や肩を温めて血行を良くしたり、クエン酸の含む食品を摂取するのも良いでしょう。
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